ダグラス・T・スチュワートを中心に1985年に結成されたスコットランドのギターポップ・バンド、BMXバンディッツ。当初は2014年に構想が練られたこれまでで最も音楽的に野心的な12枚目のスタジオ・アルバム『ドリーマーズ・オン・ザ・ラン』、リリース。 (C)RS
JMD(2024/07/17)
ダグラス・T・スチュワートを中心に1985年に結成されたスコットランドのギターポップ・バンド、BMXバンディッツ。当初は2014年に構想が練られたこれまでで最も音楽的に野心的な12枚目のスタジオ・アルバム『ドリーマーズ・オン・ザ・ラン』、リリース。
BMX Banditsが、これまでで最も音楽的に野心的な12枚目のスタジオ・アルバム『Dreamers On The Run』を携えて帰ってきた。これは、すべてのアウトサイダーに捧げるアルバムだ。BMX Banditsは1985年、スコットランドのベルシルで、Duglas T StewartとSean Dicksonによって結成された。Seanが別のバンド、The Soup Dragonsに専念するために脱退した後、同じ4、5人の顔ぶれからなる従来のバンドではなく、The Vaselines、The Pastels、The Pearlfishers、Teenage Fanclubのメンバーを含む、拡大し続ける音楽ファミリーとして、BMX Banditsはスタートした。2014年、Duglasはアルバム『Dreamers On The Run』の構想を練った。しかし、体調を崩し、プロジェクトは保留となった。ロックダウンの間、Duglasはサウンドトラックを依頼され、このプロジェクトでマルチ・インストゥルメンタリストのAndrew Pattieを主なコラボレーターに選んだ。そして、当初の予定より10年遅れて、『Dreamers On The Run』がここに完成した。Duglasはアルバムの物語を補完する新曲をAndrewと書き、マスタリングはSean Dicksonが担当。Jowe HeadとCalvin Johnsonがゲスト参加した。
発売・販売元 提供資料(2024/06/19)
ダグラスT・スチュワート率いるスコットランドの良心ギター・ポップ・バンドによる通算12枚目のスタジオ・アルバム。オープニング曲"Dreamers On The Run"を筆頭に多くの曲で美しいストリングスをフィーチャーしており、60年代のチェンバー・ポップを思わせるノスタルジックでドリーミーなムードを持つ。ダグラスの枯れた声との相性も最高に良いですね。
bounce (C)赤瀧洋二
タワーレコード(vol.486(2024年5月25日発行号)掲載)