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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2024年07月16日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 人間社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784911052082 |
| ページ数 | 428 |
| 判型 | 46 |
構成数 : 1枚
第一章 戦争と文学──詩歌編
長谷川素逝、錦米次郎、伊良子清白、佐佐木信綱、高橋沐石、中野嘉一、山口誓子、岡野弘彦、嶋田青峰、野呂六三子、北園克衛、中井正義、黛 元男、杉野 茂、松島 博、清水太郎、岩本修蔵、山中智恵子、伊藤桂一、川口常孝、小出幸三
第二章 小説をめぐって──出身の作家・滞在の作家
梶井基次郎、横光利一、丹羽文雄、中谷孝雄、田村泰次郎、駒田信二、中山義秀、梅川文男、岸宏子、森敦、清水信
第三章 竹内浩三と「伊勢文学」──戦中の同人誌活動
竹内浩三、中井利亮、松島こう、中井のぶ子、ほか同人たち
第四章 回想いくつか
「伊賀百筆」の歩み、中井正義 vs 山中智恵子、清水信、めぐる走馬灯
回想・文学九十年──自伝的交友録
とまれ! 卆寿
深淵なるや
走馬灯の如し
文学研究に
生きたる証を
ここに収録──
近現代にあって、三重県出身の文学者は多彩をきわめる。斎藤緑雨・佐佐木信綱をはじめとして、芥川賞を受賞した笙野頼子・伊藤たかみに至るまで列挙すればきりがない。
横光利一・丹羽文雄・田村泰次郎といった中央文壇で活躍した人たちもさりながら、別の方面に光を当てることも必要ではないか。
昭和戦時の、竹内浩三らによる同人誌「伊勢文学」、森敦が東紀州に挑んで挫折した未完の「尾鷲にて」や、伊勢湾、伊賀盆地をめぐる作品の数々にも触れていきたい。
半世紀年以上にわたり〈三重と文学〉について考えてきたことの一端を、体系的、かつ随想風につづった文学エッセイの集大成。

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