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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2024年07月08日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 晃洋書房 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784771038523 |
| ページ数 | 336 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
はじめに
第I部 加速する社会と撤退
第1章 向きを変える企て……堀田新五郎
──創造パラダイムへの転換──
1 撤退的知性とは何か
2 近代システム
──競争パラダイムの支配──
3 創造パラダイムへ
4 社会構想に向けて
──態度変更に関する3テーゼ──
第2章 何からの撤退か……安村克己
──高度近代化と対決する撤退学──
はじめに
1 高度近代化と持続不可能性問題
2 持続不可能性問題に対処する国連の取組
3 高度近代世界の構図と高度近代化を探る視点
おわりに
第3章 国土政策からみた撤退的知性の必要性……作野広和
──「ナショナル・ミニマム」から「ローカル・オプティマム」へ──
はじめに
1 第二次世界大戦後の国土計画の変遷
2 「国土の均衡ある発展」にみる国土政策
3 「ナショナル・ミニマム」と「ローカル・オプティマム」
おわりに
第4章 生存をめぐる危機対応と撤退の両義性……林 尚之
──「コロナ禍」の対応に着目して──
はじめに
1 コロナをめぐる日本の行政の対応
──自助自衛・忘却・平時への移行──
2 「平時への移行」をめぐる議論と決定
──「経済の正常化」か「感染症対策」か──
3 厚生労働省の「地域医療構想」と日本型新型コロナ対策
4 コロナをめぐる知識人の議論/生存をめぐる近代の両義性
おわりに
第II部 撤退を不可能にする力学の史的解明
第5章 科学神話が誘う政策の迷路……樫本喜一
──殖産興業から原子力立国へ至る道程──
はじめに
1 鉱業優先政策と原子力推進政策に共通する神話性
2 鉱業優先政策と煙害鉱毒事件
3 原子力推進政策のグラデーション
おわりに
第6章 近代日本の救貧・衛生行政の思想史……林 尚之
──「自助」という惰性を断ち切るために──
はじめに
1 現代日本における生存をめぐる問題
──自己責任社会と貧困──
2 先行研究
3 近代日本の衛生行政とそれを支える思想
4 近代日本の救貧行政とそれを支える思想
──公的救済の否定と「永遠の福祉」──
おわりに
第7章 「孤独・孤立」の言説史……梅田直美
──社会システムから外れる人々をめぐって──
はじめに
1 「孤独・孤立」言説の理論的基盤の形成期
──近代化に伴う「個の解放」と「孤独」──
2 「孤独・孤立」言説の形成・普及期
──戦後社会システムの歪みと逸脱する人々──
3 「孤独・孤立」問題の多面的展開期
──問題の多面化と「一億総孤独社会」──
おわりに
第III部 「撤退=創造」の実践的探究
第8章 「実感」が自由をもたらす……青木真兵
──山村における私設図書館活動の実践から──
はじめに
1 私たちはどう生きるか
2 なぜ実感が必要なのか
3 山村に図書館をつくる
──両義性に身を浸す──
おわりに
第9章 森へ駆け込み暮らしを建てる……伊藤洋志
──撤退方法論とその意味──
冒 頭では、和歌では戦争を止められなかった事実を起点に個人ができる撤退行動についての考察が開始される
序盤では、芸能界の隷属構造からの脱出成功事例が試金石として参照される
ここで庶民による庶民のための撤退の「い、ろ、は」が提示される
脱出先候補としての森の実績の一端が示され、特性が検証される
森を見ることで命令カルチャーの異常さが露わになる
事例の考察から一転、森暮らしの困難さはすなわちトレーニングセンターとしての機能でもあり得るという着想が提案される
ここであらためて抽象化された森的な要素が整理される
個人のための小さい事業に留まらない[ナリワイ/生業]の森的な素養が明示される
引っ越しが価値表明の一手段であることが表明され、具体的段取りについて整理される
第10章 都市の中で撤退する……松岡慧祐
──「創造都市」から考える撤退=創造の可能性──
はじめに
1 「創造都市」は経済成長からの撤退か
2 都市の文化は美しく有用なものか
3 撤退的な創造の実践
4 都市の多元性を掘り下げる
おわりに
第11章 建築における撤退の可能性について……光嶋裕介
──建築を生きるための考察──
はじめに
──商品としての建築──
1 なにから撤退するのか
──モダニズム建築──
2 どのように撤退するのか...
内 田 樹 氏推薦
既存の知的枠組みから鮮やかにステップバックする「撤退知」
いま喫緊の学的課題は,単一の「正解」を探し出すことではなく,「正解がもう出せなくなったスキーム」から決然と撤退することである.この事業には二つの資質が求められる.知力と勇気である.集められた書き手たちはみなその条件を満たしている.
我々はいま,巨大な生活習慣病を患っている.既存の社会システムを持続させる限り,地球温暖化も少子化も地方衰退もとどまるところをしらず,いつか破局的な事態が訪れはしないか? 大事なのは,既存システムの「持続可能性」ではない.そこからの「撤退」である.いまこそ「撤退」を「学ぶ」ことの意義と可能性が問われなければならない.

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