| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2010年09月29日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 岩波書店 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784000229043 |
| ページ数 | 296 |
| 判型 | 46 |
構成数 : 1枚
国際法への眼差し――序にかえて
1 国際法の誕生
2 戦争法規に見る「原罪」
3 普遍化と人間化の実相
4 よみがえる亡霊
5 「他者」と出会う意味
◆第I部 国際法の「原罪」としての暴力性
第一章 「人間」の終焉――国際法における〈再びの一九世紀〉
1 テロリズムという記号が動員されるとき
2 弛緩する拷問禁止規範――「非人間化」の力学
3 消し去られる「彼ら」,生き残る「私たち」
4 「北」に覆われる世界の風景――変容する自衛権,改変される人権法/制度
5 リベラリズムと一元化の力学
6 国際人権法の可能性
第二章 愚かしき暴力と,国際人権の物語
1 ヨーロッパの野蛮から
2 真理の体制
3 「不条理な苦痛」を生み出すもの
4 沈黙を招喚する
◆第II部 招喚される他者――女性,第三世界,民衆,過去
第三章 ジェンダーの主流化/文明化の使命――国際法における〈女性〉の表象
1 真理の体制と国際法言説
2 〈女性〉の表象をたどる
3 主流化の深層
4 フェミニズム,国際法の使命
第四章 要塞の中の多民族共生/多文化主義――なぜ「過去」を眼差さなければならないのか
1 豊かさの暴力
2 非EUの創出
3 定住外国人の処遇
4 過去を眼差すこと
第五章 新しい人道主義の相貌――国内避難民問題の法と政治
1 国内避難民問題の創出
2 難民としての国内避難民
3 発生原因の封じ込め
4 二分法のレトリックとリアリティ
おわりに
第六章 グローバル化と国際法――「人権戦略」の可能性
はじめに
1 トランスナショナル人権訴訟の広がり
2 米国法の正統化過程?
3 市民益の増進
4 民衆法廷
第七章 戦後責任と和解の模索――戦後補償裁判が映し出す地平
はじめに
1 国家中心思考と人間の位置
2 時空を超える正義の相貌―Intertemporal からTranstemporal へ
3 法廷の中の出来事
4 戦後補償裁判を超えて
海賊と,国際法の未来――終章
あとがき
[初出一覧]

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