これまでに様々なコラボレーターを巻き込みジャンルも時空をも超越し世界を驚かせ続けてきたコッペ。レトロで sci-fi なジャズアルバム『milk』(2017年)、オペラ x モジュラー・シンセ 『na na me na opera』(2019年)に続く最新作は、なんと意外にもミニマルなソロピアノ作品!スタジオの隅で埃を被っていた日本コロムビア製の古いエレクトリック・ピアノでのインプロヴィゼーションから、『蜜 (MITSU // 25 RPM)』の楽曲は生まれた。ピアノ・ソロが6曲と、コッペが歌うチャップリンの「Smile」のカヴァーが1曲(この曲のみジェイコブ・コーラーのピアノとジェフ・カリーのダブルベースをフィーチャー)、計7曲が収録。これまでのどの作品よりもシンプルなアルバムであり、基本的にミニマルなフレーズの反復によって組み立てられている。 (C)RS
JMD(2024/06/14)
これまでに様々なコラボレーターを巻き込みジャンルも時空をも超越し世界を驚かせ続けてきたコッペ。レトロで sci-fi なジャズアルバム『milk』(2017年)、オペラ x モジュラー・シンセ 『na na me na opera』(2019年)に続く最新作は、なんと意外にもミニマルなソロピアノ作品!
スタジオの隅で埃を被っていた日本コロムビア製の古いエレクトリック・ピアノでのインプロヴィゼーションから、『蜜 (MITSU // 25 RPM)』の楽曲は生まれた。ピアノ・ソロが6曲と、コッペが歌うチャップリンの「Smile」のカヴァーが1曲(この曲のみジェイコブ・コーラーのピアノとジェフ・カリーのダブルベースをフィーチャー)、計7曲が収録。これまでのどの作品よりもシンプルなアルバムであり、基本的にミニマルなフレーズの反復によって組み立てられている。盟友ジェイキーによるエフェクト処理も施されたエレクトリック・ピアノの響きと相俟って、イーノとハロルド・バッド『Ambient 2: The Plateaux of Mirror』(1980年)を彷彿とさせる瞬間や、さらに遡れば、アンビエント・ミュージック、ミニマル・ミュージックの元祖とも言えるエリック・サティの音楽を想起させもする。
発売・販売元 提供資料(2024/06/10)