書籍
書籍

新編 日本古典文学全集79・黄表紙/川柳/狂歌

0.0

販売価格

¥
5,123
税込
還元ポイント

販売中

お取り寄せ
発送目安
2日~14日

お取り寄せの商品となります

入荷の見込みがないことが確認された場合や、ご注文後40日前後を経過しても入荷がない場合は、取り寄せ手配を終了し、この商品をキャンセルとさせていただきます。

フォーマット 書籍
発売日 1999年07月27日
国内/輸入 国内
出版社小学館
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784096580790
ページ数 626
判型

構成数 : 1枚

  1. 1.[書籍]

うがち・もじり・見立て。江戸に花開いたパロディとナンセンスの饗宴

江戸時代中期、享保改革と寛政改革の中間に、いわゆる田沼時代を中心とする、比較的のびのびした享楽的・開放的な世情を背景に、江戸の地で花開いた戯作の文学。 「黄表紙」は、もともとは婦女童女向けの絵入り仮名書き出版物である草双紙の、安永中期から文化初頭まで、およそ三十年間の呼称です。草双紙としての粗末な造本と、絵入り仮名書きでお子さま相手の出版という表面上の形式はそのままに、成人の鑑賞にもたえる第一線の文学に発展したものです。「川柳」は、本格的な俳諧の従属派生物とでもいう意識から、雑俳と呼ばれるものの一種。正確には「川柳点の前句付(まえくづけ)」というべきもので、撰者の前句付の出題に対して、多くの人々が応募する万句合(まんくあわせ)という、大衆庶民的な色彩の濃い文芸から発展しました。 「狂歌」は伝統的な和歌に対抗し、卑俗をもって高雅に挑戦するという遊び心から、天明期を頂点として文化運動の観を呈するまでになります。これらを総称して戯作といい、権威のパロディや斬新奇警な観察がもたらす写実、そして現実の戯画化などを特色とします。本書はこの江戸の戯作精神のエッセンスをふんだんに盛り込みました。

作品の情報

メイン

メンバーズレビュー

レビューを書いてみませんか?

読み込み中にエラーが発生しました。

画面をリロードして、再読み込みしてください。