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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2024年07月16日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 農山漁村文化協会 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784540231674 |
| ページ数 | 368 |
| 判型 | 46 |
構成数 : 1枚
はじめに なぜ、いま、自然への畏敬なのか――断ち切られた関係性のつむぎなおし
序章 自然生態系の創発から見えてきた有機農業のメカニズム
第I部 地球史からみた植物と土とのつながり
第1章 生命誕生とカーボンと窒素の深いつながり
コラム1植物と動物の違い
第2章 植物上陸と土ができるまで
コラム2動植物の進化と利用元素の変化
第II部 土からみた動植物の健康
第3章 健康であれば作物も家畜も病気にならない
コラム3ウイルスの謎
第4章 無化学肥料でも農業はできる?
コラム4二酸化炭素と窒素
第5章 リンは微生物のつながりと資源循環で
コラム5リンを液肥循環させる
第6章 健康な土は水を浄化し動物も健康にする
コラム6自然の摂理を生かしたBMW技術
コラム7土づくりで働くミミズとゴキブリ
第III部 進化からみた微生物とタネとのつながり
第7章 共生の進化と森林の誕生
コラム8四季が織りなす落ち葉分解の役者たち
コラム9炭はなぜ効果があるのか
第8章 大地再生農業とタネのつながり
コラム10雑草論
終章 過去の篤農家の叡智をいまの目で見なおす
おわりに――真のレジリアンスを求めて
あとがき
索引
斎藤幸平氏推薦!
「無農薬、無肥料? 良さそうだけど、無理じゃない?
持続可能性には大事だけど、スピも怪しい。
そんな疑念を持つあなたに捧げる必読の一冊。」
世界の食料需給の逼迫が懸念される一方で、カーボンゼロや生物多様性の保全を達成しなければならない。地球沸騰を回避し、世界飢餓も防ぐ。この二つの難題を同時に解決しなくてはならない――これが食と農をめぐる現代的な状況だ。
こうした前提には世界的にコンセンサスが得られている。しかしそれを実現する手法となるとまさに百花繚乱だ。AIやドローンや人工肉、細胞培養等の先端技術を用いたフードテックがあると同時に、有機農業や自然農法、リジェネラティブ農業などがある。
なぜ化学肥料や農薬を使わなくとも作物は育つのか? なぜ耕さなくてもよいのか? なぜ多様な植物が必要なのか?――有機農業や自然農法にかかわる"そもそも"の問いに、最先端の科学的知見と篤農家の叡智から縦横に語る。

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