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労働法入門

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フォーマット 書籍
発売日 2011年09月21日
国内/輸入 国内
出版社岩波書店
構成数 1
パッケージ仕様 新書
SKU 9784004313298
ページ数 240
判型 新書

構成数 : 1枚

はじめに──働くことと法

第1章 労働法はどのようにして生まれたか──労働法の歴史
1 労働法の背景──二つの革命と労働者の貧困
2 労働法の誕生──「個人の自由」を修正する「集団」の発明
3 労働法の発展──「黄金の循環」
4 労働法の危機──社会の複雑化とグローバル化

第2章 労働法はどのような枠組みからなっているか──労働法の法源
1 「法」とは何か
2 人は何を根拠に他人から強制されるのか
3 労働法に固有の法源とは
4 日本の労働法の体系と特徴

第3章 採用、人事、解雇は会社の自由なのか──雇用関係の展開と法
1 雇用関係の終了──解雇など
2 雇用関係の成立──採 用
3 雇用関係の展開──人 事

第4章 労働者の人権はどのようにして守られるのか──労働者の人権と法
1 雇用差別の禁止
2 労働憲章
3 人格的利益・プライバシーの保護
4 内部告発の保護
5 労働者の人権保障の意味

第5章 賃金、労働時間、健康はどのようにして守られているのか──労働条件の内容と法
1 賃 金
2 労働時間
3 休暇・休業
4 労働者の安全・健康の確保
5 労働者の健康を確保するための課題

第6章 労働組合はなぜ必要なのか──労使関係をめぐる法
1 労働組合はなぜ法的に保護されているのか
2 労働組合の組織と基盤
3 団体交渉と労働協約
4 団体行動権の保障
5 不当労働行為の禁止
6 企業別労働組合をどう考えるか

第7章 労働力の取引はなぜ自由に委ねられないのか──労働市場をめぐる法
1 なぜ労働市場には規制が必要か
2 雇用仲介事業の法規制
3 雇用政策法
4 日本の労働市場法をめぐる課題

第8章 「労働者」「使用者」とは誰か──労働関係の多様化・複雑化と法
1 労働関係が多様化・複雑化するなかで
2 「労働者」──労働法の適用範囲
3 「使用者」──労働法上の責任追及の相手
4 「労働者」という概念を再検討するために

第9章 労働法はどのようにして守られるのか──労働紛争解決のための法
1 裁判所に行く前の拠り所
2 最後の拠り所としての裁判所
3 紛争解決の第一歩

第10章 労働法はどこへいくのか──労働法の背景にある変化とこれからの改革に向けて
1 日本の労働法の方向性
2 「個人」か「国家」か──その中間にある「集団」の視点
3 これからの労働法の姿──「国家」と「個人」と「集団」の適切な組合せ
4 労働法の未来の鍵

あとがき
事項キーワード

  1. 1.[書籍]

作品の情報

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著者: 水町勇一郎

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