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日本俗信辞典 身体編

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フォーマット 書籍
発売日 2024年07月25日
国内/輸入 国内
出版社KADOKAWA
構成数 1
パッケージ仕様 文庫
SKU 9784044008185
ページ数 656
判型 文庫

構成数 : 1枚

【内容例】
○幼児が手足を打った時などに、母親がさすりながら「ちちんぷいぷい いたいのいたいの とんでいけー」と唱えて、痛むところをフウーと吹いてやる。
○夜は口笛を吹くな(鬼が来る、へびが出る)。
○若白髪は幸運に恵まれる。
○クシャミがでたのは、誰かが自分のことをうわさしている証拠だといって、その回数から内容をあれこれ判断する。
○頭痛のときはコメカミに梅干を貼るとよい(熱にきく、風邪が治る)。
○しゃっくりが出るときは、水をいれた茶碗に箸を十字の形に置き、四つの口から飲む。
○頭にツムジが二つある人は金持ちになる(蔵を二つ建てる、出世する)。
○夜、爪を切ると死人が出る。
○放屁するとキジムナーが逃げる。
○雷が鳴るときに裸でいると雷にへそを取られる。
○福耳 耳、耳たぶの大きな人は、福がある。
○霊柩車を見たら親指を隠せ。

  1. 1.[書籍]

頭が痛いと雨が近い(予兆)、相性が良いかどうか血液型で判断(占い)、夜は爪を切ってはいけない(禁忌)、霊柩車に出合ったら親指を隠せ(呪い)ほか、古くから言い伝えられてきた俗信。そこには、かつての人びとの暮らしぶりや心のくせが記録されている。身体編には、頭や口、手足などの体の部位、くしゃみやいびきといった生理現象に関する項目などを収める。各類話をまとめて整理、伝承される地域を記した文庫オリジナル辞典。

作品の情報

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著者： 常光徹

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