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句集 雨の日

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フォーマット 書籍
発売日 2024年07月12日
国内/輸入 国内
出版社KADOKAWA
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784041152089
ページ数 204
判型 46変形

構成数 : 1枚

2019年~2023年までの362句を収める。

  1. 1.[書籍]

ひとつぶの雨はひとすじに結ばれて、やがておおきな水のかたまりとなる。
「山はおおきな水のかたまり」
祖母から教えられた言葉は、自然観と生活信条の礎となった。
雨や風や太陽や水、なにより清新な森の匂い――。
身辺のものは、みな愛おしく、いつしか当たり前のことを当たり前に詠めるようになった。
俳句には退屈がない。
「山桜山のさくらと咲き並ぶ」
「桜どき足もとにまでものの影」
「厭戦のかたちの葎雨しとしと」
「透明な一品をもて夏の膳」

作品の情報

メイン
著者: 宇多喜代子

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