書籍
書籍

心理支援と生活を支える視点 クライエントの人としての存在を受けとめるために

0.0

販売価格

¥
3,300
税込
還元ポイント

販売中

お取り寄せ
発送目安
2日~14日

お取り寄せの商品となります

入荷の見込みがないことが確認された場合や、ご注文後40日前後を経過しても入荷がない場合は、取り寄せ手配を終了し、この商品をキャンセルとさせていただきます。

フォーマット 書籍
発売日 2024年08月30日
国内/輸入 国内
出版社金剛出版
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784772420303
ページ数 232
判型 46

構成数 : 1枚

序に代えて――苦難に耐え解をもたらす力を支えるもの――
問う力・聴く力を涵養する
面接のパール
類型化した視点と個別的視点
心理的支援と「生活」
こころの窓を開いてくれた生き難さをもつ子どもたち
それぞれの生を全うするために
大人の愛着障害
統合的心理療法と複雑性PTSD
スーパーヴィジョンについての覚え書き
生涯のこころの糧となるもの
[インタビュー]現実をみつめて 黒木俊秀・村瀬嘉代子
[対談]〈怒り〉はささやく
義しさとバランス感覚を基底にして 橋本和明・村瀬嘉代子

  1. 1.[書籍]

「心理療法とは,患者に出会ったそのときから別れるときまでの全てである」また,
「心理臨床とは、その個人がより生きやすくなることを、心理学の理論に基づいた技法を用いて援助していくことである」(本文より)。

本書の各編においては,著者長年の経験に基づいた,「生活に根ざした困難事例での工夫」が懇切に述べられる。とくにこの最新論集は,著者の文体もあえて行間に漂う情感を抑え,無駄を省いたかのように,ものごとの本質をとらえ浮き彫りにしたものとなっている。

クライエントの「心理支援と生活を支える」ために著者は,「個別の状況に即応した考え方や方法が必要である」と説く。それは,目前の事実を認め,的確にとらえ,事実に対して素直であるこという基本的視座に拠るものである。コロナ禍を越え様々な価値観,多様性が重視される昨今,著者の眼は,変容する社会においても変わらざるモのと移ろいゆくものを見極め,クライエント個々に合わせた多面的治療アプローチを実践適用している。
村瀬嘉代子の「心理臨床」を理解するための,集大成とも言える最新の重要論稿を収録した臨床家必携の書である。

作品の情報

メイン
著者: 村瀬嘉代子

メンバーズレビュー

レビューを書いてみませんか?

読み込み中にエラーが発生しました。

画面をリロードして、再読み込みしてください。