The Rise and Fall of Ziggy Stardust and The Spiders from Mars

歴史的傑作が、空間を支配する…。
時代を開拓し続ける伝説、デヴィッド・ボウイ。ロック史にその名を刻む最大のペルソナ:ジギー・スターダストをこの世に降臨させ、1972年に発表した傑作『THE RISE AND FALL OF ZIGGY STARDUST AND THE SPIDERS FROM MARS』が、ついに立体音響/空間オーディオとなって登場! 歴史的傑作のDOLBY ATMOSミックス音源の他、アルバムのハイレゾ音源などを収録したBLU-RAY AUDIOエディション、堂々完成!!

常に時代の先端を開拓し続けた伝説、デヴィッド・ボウイ。彼は1971年2月、新たな表現方法として架空のキャラクター、ジギー・スターダストを創造し、翌1972年に時代を象徴する名作にして音楽史に燦然と輝く傑作『THE RISE AND FALL OF ZIGGY STARDUST AND THE SPIDERS FROM MARS』を発表した。ジギー・スターダストというペルソナは、アルバム発表とそれにともなうテレビやラジオでの露出、そしてワールド・ツアーを通して世界中で大きな反響を呼び、世界を席巻していったのだ。

6月にこのジギー・スターダストという最大のペルソナを誕生させ、その後世界を席巻していったボウイの姿を貴重な音源の数々で紐解く豪華ボックス・セット『ROCK 'N' ROLL STAR!』がリリースされたばかりだが、その歴史的傑作であり今もなお世界中の人々を魅了し続ける名作『THE RISE AND FALL OF ZIGGY STARDUST AND THE SPIDERS FROM MARS』が、今回初めて空間オーディオ/立体音響となって登場することとなった!

9月にリリースとなるこの『THE RISE AND FALL OF ZIGGY STARDUST AND THE SPIDERS FROM MARS [BLU-RAY AUDIO]』エディションには、2024年のドルビーアトモス・ミックス音源をはじめ、2024年ステレオ・ミックスのハイレゾ音源(96kHz/24bit)、そしてオリジナル1972年ステレオ・ミックスをベースにした2012年リマスターの2種類のハイレゾ音源(96kHz/24bitと192kHz/24bit)という4種類の音源が収録されている。アルバムのアトモス・ヴァージョンは、ロンドンにあるRAK Studiosにて、Emre RamazanogluとKen Scottによってミックスされたものだ。

この新たなドルビーアトモス・ミックスに関して、オリジナル・アルバムの共同プロデューサーでもあるケン・スコットはこうコメントしている。
「このミックスを聴くと、まるでデヴィッド・ボウイと一緒に演技をしているような感覚になる。彼はとてもシアトリカルであり、こうやって彼の存在を没入感ある環境に置くことができたことは、アトモス・ミックスにとってもこれ以上ないほど最適な組み合わせになったと思う。このミックスにおける私の哲学は、"ライブ体験に近づける"ことだった。終盤では、彼がステージを少し動き回るようにしたんだ。まるで劇場で素晴らしいショーを見ているような感覚になることを願っているよ」

デヴィッド・ボウイの『The Rise And Fall Of Ziggy Stardust And The Spiders From Mars』が史上初のドルビーアトモス・バージョンで登場。2024ドルビー・アトモス・ミックス、2024ステレオ・ミックス(96khz / 24-bit pcm)、オリジナル1972ステレオ・ミックス-2012リマスター(192khz / 24-bit pcm)、オリジナル1972ステレオ・ミックス-2012リマスター(48khz / 24-bit pcm)。アトモス・バージョンは、ロンドンのRAKスタジオでエムレ・ラマザノグルとケン・スコットによってミックス。

Borrowing heavily from Marc Bolan's glam rock and the future shock of A Clockwork Orange, David Bowie reached back to the heavy rock of The Man Who Sold the World for The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars. Constructed as a loose concept album about an androgynous alien rock star named Ziggy Stardust, the story falls apart quickly, yet Bowie's fractured, paranoid lyrics are evocative of a decadent, decaying future, and the music echoes an apocalyptic, nuclear dread. Fleshing out the off-kilter metallic mix with fatter guitars, genuine pop songs, string sections, keyboards, and a cinematic flourish, Ziggy Stardust is a glitzy array of riffs, hooks, melodrama, and style and the logical culmination of glam. Mick Ronson plays with a maverick flair that invigorates rockers like "Suffragette City," "Moonage Daydream," and "Hang Onto Yourself," while "Lady Stardust," "Five Years," and "Rock 'n' Roll Suicide" have a grand sense of staged drama previously unheard of in rock & roll. And that self-conscious sense of theater is part of the reason why Ziggy Stardust sounds so foreign. Bowie succeeds not in spite of his pretensions but because of them, and Ziggy Stardust -- familiar in structure, but alien in performance -- is the first time his vision and execution met in such a grand, sweeping fashion. ~ Stephen Thomas Erlewine