フォーマット |
書籍 |
---|---|
構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
文庫 |
発売日 |
2024年07月03日 |
---|---|
規格品番 |
- |
レーベル |
|
ISBN |
9784591182260 |
版型 |
文庫 |
ページ数 |
262 |
今日も頑張ったあなたを労わる、とっておきの「夜食」をどうぞ。
おいしいものが大好きな作家陣が、夜に織りなす極上の人間ドラマを描く、心とお腹が温かく満たされる短篇集!
●作品紹介
定時退社して、とある駅の改札前に陣取った陽茉莉。
脳裏によぎるのは、待ち人である憲吾との思い出の数々だ。
小学校の同窓生だった彼とは大学で再会するもすぐ疎遠に。
社会人になって偶然連絡を取り合い、恋人同士になったのだが……。
――標野凪「バター多めチーズ入りふわふわスクランブルエッグ」
終電を逃したすず音が、謎めいた女性に誘われてたどり着いた
いっぷう変わった場所「うしみつ屋」。
秘密の合言葉を告げた先には、思わぬ世界が広がっていた――。
――冬森灯「ひめくり小鍋」
ある事情から不眠がちの勝を、深夜、大学の同級生・昇一がラーメンを食べようと誘いに来た。
「二人で罪悪感を分け合うんだ」
昇一のお目当ての店に向かう途中、二人の身近で起きた事件の現場を通りかかり……。
――友井羊「深夜に二人で背脂ラーメンを」
那須高原にある小さなペンション「ペンション・ワケアッテ」。
傷心旅行で明美が訪れたそこは、ちょっと変わったオーナー夫婦が営む、いわくつきと噂の宿だった。
――八木沢里志「ペンション・ワケアッテの夜食」
古い友人たちと真夜中のファミレスに集っておしゃべりをする「夜食会」を定期的に催している私。
アラフィフにもなれば、バツがついた人、熟年結婚する人、子どもとの関係に悩む人、ずっとシングルで来た人さまざまだ。
気のおけないおしゃべりは、意外な展開を見せ――。
――大沼紀子「夜の言い分。」
食に厳しい母に育てられた料理研究家の秀美は、「正しい食べもの」を好む夫の亮太郎に、
インスタントの激辛キムチラーメンが食べたいと言い出せない。
そのストレスが次第に溜まっていき――。
――近藤史恵「正しくないラーメン」
構成数 | 1枚
-
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