| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2015年04月28日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 岩波書店 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784000240468 |
| ページ数 | 256 |
| 判型 | 46 |
構成数 : 1枚
はじめに
ライブ講義 見取り図
1限目 憲法と平和を考える「モノ」語り
集団的自衛権行使による死傷者,その家族の痛みを想像したことがありますか?
立憲主義と憲法9条のこれから
安倍式「記者会見ショー」――「憲法違反をします宣言」
知的誠実性
わが歴史グッズ――ナチス
「忘却力」と憲法
想像力
わが歴史グッズ――「伝わる」戦争体験
わが歴史グッズ――地雷
憲法解釈に求められる「感覚」
原点からものをみる――恵庭事件から
「批判の学」
2限目 集団的自衛権行使が憲法上認められない理由
憲法解釈論から考える
I 憲法前文
◇戦争を起こすのは誰か
◇「平和を愛する諸国民(peoples)」
II 憲法9条
◇憲法9条の意義
III 個別的自衛権・自衛隊の合憲性
◇自衛隊の合憲性と最高裁判決
IV 政府の憲法解釈の意義
◇従来の政府の9条解釈の効果
◇閣議決定は立憲主義の破壊
V 集団的自衛権
◇憲法違反の「7・1閣議決定」
◇集団的自衛権とは何か
◇集団的自衛権行使のためには憲法改正が必要
◇必要最小限度の集団的自衛権?
◇集団的自衛権は国家の自然権か?
◇「7・1閣議決定」をめぐる楽観論の危うさ
VI 徴兵制
◇徴兵制
わが歴史グッズ――召集令状
3限目 集団的自衛権の事例を徹底分析
集団的自衛権行使はいかなる「結果」をもたらすか
I 邦人輸送中の米輸送艦の防護
◇邦人輸送中の米輸送艦の防護
◇米艦船に邦人は乗れない
◇ガイドラインにもない米輸送艦による邦人救出
◇関係のない事例
◇前提は「朝鮮半島有事」?
II 米イージス艦の防護
◇イージス艦の能力
III 弾道ミサイル防衛
◇弾道ミサイル防衛
IV 「日米同盟」って何?
◇歯止めのない「日米同盟」という方便
◇巻き込まれ論
V 機雷除去
◇ホルムズ海峡における機雷除去
◇機雷掃海は武力の行使
◇民間船舶の国際共同護衛
◇誰がために死す?
4限目 集団的自衛権行使以外の「武力の行使」に関わる問題
I PKO派遣の実態
◇「日本はPKO派遣が主要国最下位」のウソ
◇「一丁の機関銃」の持つ意味
II 駆け付け警護
◇駆け付け警護
III 任務遂行のための武器使用
◇任務遂行のための武器使用
IV 領域国の同意に基づく邦人救出
◇領域国の同意に基づく邦人救出
V 武力の行使との一体化
◇武力の行使との一体化
VI 武器等防護
◇米軍部隊の武器等の防護?
VII 戦死者を出す国になる
◇戦死者を出す国になる
5限目 いわゆる「グレーゾーン」の問題
I 武力攻撃に至らない侵害への対処
◇武力攻撃に至らない侵害への対処
II 領域警備
◇「領域警備」?
III 海上保安庁と自衛隊
◇海上保安庁の能力論
IV 警察比例の原則
◇警察比例の原則
V 潜水艦への対処
◇領海内で潜没航行する外国の軍用潜水艦への対処
VI 離島等における不法行為への対処
◇離島等における武装集団による不法行為への対処
6限目 憲法政策としての「武力なき平和」
I 憲法9条を変えないことの積極的意義
◇軍事に積極的な平和主義?
◇憲法を改正するということ
II 「暴力の連鎖」を超えて
◇安倍流「積極的平和主義」がもたらすもの
◇「テロとの戦い」の陥穽
III 平和の「守り方」と「創り方」
◇脅威をいかに減らしていくか
◇北朝鮮の「脅威」
◇中国の「脅威」
◇平和的関係の創り方
IV 「軍事力によらない平和」をめざして
◇「普通の軍隊」への道を選ぶのか
◇「専守防衛」ラインに引き戻す
あとがき

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