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構成数 : 1
はしがき
凡 例
序 論
一 仏典の現象
(一) 「つまずき」と「解釈」
⒜ 如是我聞
⒝ 阿毘達磨仏説論
⒞ 成道後に発した言葉
⒟ 業果の先取り
⒠ 堕地獄
⒡ 楽受
⒢ 中有
⒣ 五時八教
⒤ 往生の可否
(二) 聖典の意味と解釈
二 先行研究の推移
(一) 解釈研究の進展
(二) 上座部研究と近代仏教学
三 研究の目的と範囲
[序論註]
第一部 聖典解釈の法理
はじめに
第一章 聖典と解釈-対機説法と方便
問題の所在
第一節 対機説法と方便
第一項 表現の二重性
第二項 調和的解釈の萌芽
第三項 まとめ
第二節 「解釈」の必要性
第一項 初期経典における註釈的要素
第二項 「法の指針」の制定
第三項 まとめ
結 び
第二章 真俗二諦説
問題の所在
第一節 二諦説の萌芽と形成
第二節 アッタカター文献における解釈
第三節 ティーカー文献における解釈
第一項 「勝義=自性」の関係
第二項 存在論に基づく再定義
結 び
第三章 了義・未了義
問題の所在
第一節 初期経典における用例
第二節 『中部』第44経「小有明経」とその解釈
結 び
第四章 異門・不異門
問題の所在
第一節 初期経典における用例とその註釈
第二節 註釈文献における用例
第一項 「経説=異門」と「阿毘達磨説=不異門」
第二項 「仮有=異門」と「自性法=不異門」
結 び
第五章 解釈の権威と正統性
問題の所在
第一節 解釈の法源
第二節 ブッダゴーサの註釈方針
第三節 上座部における「アッタカター」
第四節 弥勒となったブッダゴーサ、聖典となった註釈
結 び
総 括
一 聖典解釈の萌芽
二 上座部におけるブッダゴーサの地位
[第一部註]
第二部 上座部註釈家の思想
はじめに
第一章 楽受
問題の所在
第一節 初期経典における受
第一項 初期経典における受の種々相
第二項 初期経典における会通
⑴ 一切皆苦と三受
⑵ 二受と三受
⑶ 三苦性と三受
第三項 まとめ
第二節 上座部における楽受の有無をめぐる論争
第一項 『論事』「熱灰論」における議論
第二項 『イティヴッタカ註』におけるヴィタンダ論者との対論
⑴ 対論の導入
⑵ 対論一異門・不異門
⑶ 対論二苦の定義(一)
⑷ 対論三苦の定義(二)
⑸ 対論四想顚倒
⑹ 対論五楽因と楽想
⑺ 対論の結び
第三項 まとめ
結 び
第二章 中有否定論
問題の所在
第一節 上座部における中有否定論の萌芽
第二節 「中般涅槃者」の解釈と、有部が抱く自派阿含への不信感
第三節 『論事復々註』における上座部と有部との対論
第一項 導入
第二項 教証一中般涅槃者
第三項 教証二生まれようと求める者
第四項 理証一相続と断絶
第五項 理証二⑴鏡に映った写像
第六項 理証二⑵宝石の煌めき
第七項 理証二⑶鏡と有情・非有情
第八項 理証三因と果に距離があるという問題
第九項 結語
結 び
第三章 獄卒論
問題の所在
㈠ 地獄の原風景
㈡ 業論との矛盾、有部と唯識派の理解
㈢ 先行研究の概観
第一節 閻魔王と獄卒の位置づけ
第一項 閻魔王
第二項 獄卒
第三項 まとめ
[補足] 帝釈天とエーラーヴァナ象
第二節 『論事』『論事註』の獄卒論
第一項 懲罰者の有り方
第二項 獄卒論の教証
⑴ 非有情論の根拠
⑵ 有情論の根拠
第三項 まとめ
第三節 ダンマパーラ作品における獄卒論
第一項 獄卒は地獄の有情か
第二項 なぜ獄卒たちは地獄で苦しまないのか
第三項 なぜ獄卒は地獄に再生するのか
第四項 獄卒非有情論とそれへの反論
⑴ 唯識派の主張と上座部の反論
⑵ 餓鬼と棒を手にした男
⑶ 夢中の過ち
第五項 上座部における獄卒の定義
第六項 大種説への反論
第七項 獄卒論の総括
結 び
第四章 三世実有批判
問題の所在
第一節 実在論と教証
第一項 三世実有説と有部三蔵
第二項 現在有体・過未無体説と上座部三蔵
第二節 ダンマパーラが展開する実在論の特徴
第一項 有部教理の単純化
第二項 教証「勝義空経」の置き換え
第三項 過去業の実有性
結 び
第五章 業と律
問題の所在
第一節 犯罪アディカラナ
第一項 パーリ律本文における定義
第二項 『律註』における定義
⑴ 世間罪と制定罪
⑵ 善心による犯罪
⑶ 不善心による犯罪
⑷ 無記心によ...
なぜ〈聖典〉はいつの時代でも〈正しい〉のか?
"仏陀の言葉"に遺された矛盾?
この「つまずきの石」は初期経典編纂時から問題視されていた。以来、連綿と続けられてきた〈解釈〉のメカニズムを、上座部註釈家の思想とともに解明する。?
聖典中には現代的価値観からすれば問題のある記述が散見されるが、それらは「時代的限界」と見なされるのではなく、むしろ解釈や文献操作を通して聖典の真意が現代的価値観に合致するものであると発見される。(本書より)
| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2024年06月25日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 大蔵出版 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784804305998 |
| ページ数 | 466 |
| 判型 | A5 |

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