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アナトミア社会心理学 社会心理学のこれまでとこれから

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構成数 : 1

1章 社会心理学はいかなる学か
1.学としての性格が曖昧な社会心理学
2.社会心理学のセクト
3.社会心理学の「科学」へのこだわり
4.心理学における過去の2度の革命
5.社会心理学の危機と見直し
6.社会心理学における新しい勢力の台頭:社会的構築主義
7.現代社会心理学の性格
8.社会心理学はいかなる学かについての論議の必要性
9.社会心理学の研究と教育の目標
10.わが国の社会心理学の現状:本邦『社会心理学研究』誌における論文の 内容分析

2章 社会心理学における科学主義
1.心理学における科学信仰
2.科学と非科学の二項対立図式
3.「科学」ということばについて
4.社会科学・人文科学・人間科学
5.科学の始まり
6.科学の原理と論理:論理実証主義
7.科学のパラダイムとパラダイム・シフト
8.科学に対する見方:科学観について
9.人間行動のカオス性と数量化の問題:「複雑科学」としての社会心理学

3章 知のさまざま――生活の知と臨床の知
1.知のさまざま
2.生活(経験)の知
3.エスノメソドロジー
4.臨床の知
5.臨床社会心理学

4章 社会心理学の特異性
1.人間の主体性と個性,その行動の自発性
2.言語と人の言語使用
3.社会におけるディスコース
4.社会心理学による現実社会の構築

5章 社会思潮=哲学の変遷――社会心理学の歴史の背景
1.なぜ,社会思潮=哲学の変遷なのか
2.「神の死」:合理主義
3.経験の重視:経験主義
4.無意識の発見:フロイトの精神分析(学)
5.マルクス主義:唯物論的人間論と普遍的社会発展論
6.言語への注目:ヴィトゲンシュタインの哲学 前半の「論理実証主義」と後半の「言語ゲーム論」
7.「人間中心主義思想」の全盛:功利主義・自由主義・プラグマティズム
8.事象そのものへの注目:現象
9.普遍的存在から現実的存在への関心:実存主義
10.「人間の死」:近代主体哲学の終焉と「構造主義」の登場
11.知の考古学:フーコーの「ディスクール分析」
12.カルチュラル・スタディーズ:新しい知の潮流
13.構造の脱構築と東洋思想の評価:ポスト構造主義
14.結語

6章 社会心理学の歴史
1.なぜ、社会心理学の歴史なのか
2.第I期:社会心理学の準備期
3.第II期:成立期
4.第III期:社会心理学の転換期あるいは再生期
5.社会心理学史における2つのメタ理論
補遺 社会心理学における2つのメタ理論

7章 社会心理学の未来
1.文化心理学への帰趨
2.社会行動学への転換

付表 社会心理学史年表

  1. 1.[書籍]

「社会心理学」は科学でなければならないのか? 「いかなる学か」という哲学をもっているのか? 社会心理学者としての著者40年の研究を通じて抱き続けた疑念はいまや不満となって燃えさかり,学徒としての思いはいま解き放たれる。社会心理学者による「社会心理学の解剖書」の登場。巻末年表付。

作品の情報

メイン
著者: 吉森護

フォーマット 書籍
発売日 2002年03月07日
国内/輸入 国内
出版社北大路書房
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784762822407
ページ数 358
判型 A5

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