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クラシック
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フォーマット CDアルバム
発売日 2024年06月28日
国内/輸入 輸入
レーベルDG Deutsche Grammophon
構成数 4
パッケージ仕様 ボックス
規格品番 4865877
SKU 028948658770

構成数 : 4枚
合計収録時間 : 03:54:54

【曲目】
ワーグナー:舞台神聖祝典劇『パルジファル』

【演奏】
アンフォルタス………デレク・ウェルトン(バリトン)
ティトゥレル…………トビアス・ケーラー(バス)
グルネマンツ…………ゲオルク・ツェッペンフェルト(バス)
パルジファル…………アンドレアス・シャーガー(テノール)
クリングゾル…………ジョーダン・シャナハン(バス)
クンドリー……………エリーナ・ガランチャ(ソプラノ)
聖杯守護の騎士
………………シャボンガ・マクンゴ(テノール)
………………イェンス=エリック・アスボ(バス)
小姓
………………ベツィ・ホルネ(ソプラノ)
………………マーガレット・プラマー(ソプラノ)
………………ホルヘ・ロドリゲス=ノルトン(テノール)
………………ガリー・ダヴィスリム(テノール)
花の乙女
………………エヴェリン・ノヴァーク(ソプラノ)
………………カミーユ・シュノーア(ソプラノ)
………………マーガレット・プラマー(ソプラノ)
………………ユリア・グリューター(ソプラノ)
………………ベツィ・ホルネ(ソプラノ)
………………マリー・ヘンリエッテ・ラインホルト(ソプラノ)
アルトの声…………マリー・ヘンリエッテ・ラインホルト(アルト)

パブロ・エラス=カサド(指揮)
バイロイト祝祭管弦楽団・合唱団
演出:ジェイ・シャイブ

【録音】
2023年7月25日、バイロイト、祝祭歌劇場

  1. 1.[CDアルバム]
    1. 1.
      Parsifal~Vorspiel
    2. 2.
      Parsifal~Erster Aufzug: He! Ho! Waldhuter ihr
    3. 3.
      Parsifal~Erster Aufzug: Seht dort, die wilde Reiterin!
    4. 4.
      Parsifal~Erster Aufzug: Recht so! Habt Dank! Ein wenig Rast
    5. 5.
      Parsifal~Erster Aufzug: He! Du da! Was liegst du dort wie ein wildes Tier?
    6. 6.
      Parsifal~Erster Aufzug: O wunden-wundervoller heiliger Speer!
    7. 7.
      Parsifal~Erster Aufzug: Titurel, der fromme Held, der kannt' ihn wohl
    8. 8.
      Parsifal~Erster Aufzug: Weh! Weh! - Hoho!
    9. 9.
      Parsifal~Erster Aufzug: Nun sag: Nichts weisst du, was ich dich frage
  2. 2.[CDアルバム]
    1. 1.
      Parsifal~Erster Aufzug: Vom Bade kehrt der Konig heim
    2. 2.
      Parsifal~Erster Aufzug: Zum letzten Liebesmahle
    3. 3.
      Parsifal~Erster Aufzug: Mein Sohn Amfortas, bist du am Amt?
    4. 4.
      Parsifal~Erster Aufzug: Nehmet hin meinen Leib
    5. 5.
      Parsifal~Erster Aufzug: Wein und Brot des letzten Mahles
    6. 6.
      Parsifal~Erster Aufzug: Was stehst du noch da?
  3. 3.[CDアルバム]
    1. 1.
      Parsifal~Zweiter Aufzug: Vorspiel
    2. 2.
      Parsifal~Zweiter Aufzug: Die Zeit ist da
    3. 3.
      Parsifal~Zweiter Aufzug: Erwachst du? Ha!
    4. 4.
      Parsifal~Zweiter Aufzug: Ho! Ihr Wachter! Ho! Ritter!
    5. 5.
      Parsifal~Zweiter Aufzug: Hier war das Tosen!
    6. 6.
      Parsifal~Zweiter Aufzug: Komm, komm! Holder Knabe!
    7. 7.
      Parsifal~Zweiter Aufzug: Lasst ab! Ihr fangt mich nicht! - Parsifal! Weile!
    8. 8.
      Parsifal~Zweiter Aufzug: Ich sah das Kind an seiner Mutter Brust
    9. 9.
      Parsifal~Zweiter Aufzug: Wehe! Wehe! Was tat ich? Wo war ich?
    10. 10.
      Parsifal~Zweiter Aufzug: Amfortas! Die Wunde!
    11. 11.
      Parsifal~Zweiter Aufzug: Gelobter Held! Entflieh dem Wahn!
    12. 12.
      Parsifal~Zweiter Aufzug: Nun such ich ihn von Welt zu Welt
    13. 13.
      Parsifal~Zweiter Aufzug: Vergeh, unseliges Weib!
  4. 4.[CDアルバム]
    1. 1.
      Parsifal~Dritter Aufzug: Vorspiel
    2. 2.
      Parsifal~Dritter Aufzug: Von dorther kam das Stohnen
    3. 3.
      Parsifal~Dritter Aufzug: Wer nahet dort dem heil'gen Quell?
    4. 4.
      Parsifal~Dritter Aufzug: Heil mir, dass ich dich wiederfinde!
    5. 5.
      Parsifal~Dritter Aufzug: Nicht so! Die heil'ge Quelle selbst erquicke unsres Pilgers Bad
    6. 6.
      Parsifal~Dritter Aufzug: Wie dunkt mich doch die Aue heut so schon!
    7. 7.
      Parsifal~Dritter Aufzug: Mittag: Die Stund' ist da
    8. 8.
      Parsifal~Dritter Aufzug: Geleiten wir im bergenden Schrein den Gral zum heiligen Amte
    9. 9.
      Parsifal~Dritter Aufzug: Ja, wehe! Wehe! Weh uber mich!
    10. 10.
      Parsifal~Dritter Aufzug: Nur eine Waffe taugt
    11. 11.
      Parsifal~Dritter Aufzug: Hochsten Heiles Wunder!

作品の情報

商品の紹介

2023年バイロイト音楽祭からワーグナーの新制作の楽劇が登場!

2015年の『トリスタンとイゾルデ』から続いているドイツ・グラモフォンによるバイロイト音楽祭のワーグナーの新制作オペラ、楽劇の映像化(『パルジファル』(2016年)、『ニュルンベルクのマイスタージンガー』(2017年)、グラミー賞ノミネートの『ローエングリン』(2018年)、『タンホイザー』(2019年)、コロナ禍での『ワーグナー・アット・ヴァンフリート』(2020年)、『さまよえるオランダ人』(2021年)、『ニーベルングの指環』からの『神々の黄昏』(2022年))。2023年のバイロイト音楽祭で上演された『パルジファル』は映像に加えて初めてオーディオでも発売されます。CD4枚組セット(オーディオ)とBD2枚組セット(映像)の2形態。

『パルジファル』はバイロイト祝祭劇場のためだけに作曲されたワーグナー最後の楽劇です。指揮者のパブロ・エラス=カサドはこの作品でバイロイト・デビューを果たし、その演奏はアンドレアス・シャーガー、エリーナ・ガランチャ、ゲオルク・ツェッペンフェルト、デレク・ウェルトンなどのすばらしい歌手陣とともに称賛されました。

舞台監督のジェイ・シャイブは、ワーグナーがルートヴィヒ2世に宛てた手紙の中の表現を引用して次のように語っています。「彼は『パルジファル』を"世界への別れ"として、生きていくことがもはや不可能になっているときにどのように希望が存在し得るかという問いに直面する作品として上演しています」。

「バイロイトはエリーナ・ガランチャの中にそのヒロインを見出した。…彼女は声の優雅さと驚くほど明瞭な発声法でクンドリー役を見事にこなしている」――『フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング』紙

「アンドレアス・シャーガーは誠実なパルジファルとして常に情熱的でいかにも若者らしく、デレク・ウェルトンはアンフォルタスとして悲しみに沈み、ゲオルク・ツェッペンフェルトは哀愁のあるグルネマンツ、ジョーダン・シャナハンは塞ぎこんだグリングゾルだった。ヘラス=カサドの指揮は活気に満ち、ほどよいテンポで安定していた」――『ニューヨーク・タイムズ』紙

CDには作品と2023年のバイロイトの演出に関する情報と写真が掲載されたものと、ドイツ語の歌詞全文と英訳が掲載されたもの、2つのブックレットが付いています。
ユニバーサル・ミュージック/IMS
発売・販売元 提供資料(2024/05/31)

メンバーズレビュー

2件のレビューがあります
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2023年7月25日、この年のバイロイトのパルジファル上演初日のライブ録音。指揮のパブロ・エラス=カサドにとってはこの上演がバイロイト・デビュー。そしてパルジファルとクンドリー役はそれぞれ代役となり、パルジファルはアンドレアス・シャーガー、クンドリーはエリーナ・ガランチャが歌いました。ガランチャにとってもエラス=カサド同様これがバイロイト・デビュー、しかもガランチャはこの初日とあと1日の2回しか歌わなかったため、このライブ録音は結果として大変貴重なものとなりました。この日の上演はNHK・BSプレミアムでも放送されたので、ご覧になられた方々も多いかと思います。私は放送は見ていないので、このCDを通して初めて演奏のみを楽しみました。その演奏はどこまでも見通しが良く、初々しくて清々しい、今まで感じたことのない新たな感動に浸り切れる本当に素晴らしいパルジファルでした。エラス=カサドですが、初めてのバイロイトであのワーグナー狂の強者揃いのオケを前にして、これだけ自分の音、音楽を引き出せるとは心底驚きました。ドラマの展開とスコアの読み込みのレベルが尋常ではなく、それを完全に自らの中で消化し、「私のパルジファル」として他の誰のものでもないドラマをこのバイロイトで、しかもデビュー公演で表現できる凄さ。演奏テンポは速すぎることも遅すぎることもなく、程よいテンポですが、しっかりと感じられるリズムからくる音楽の揺蕩うようなその流れが本当に心地よく、ドラマの展開に合わせて絶妙に切り替えられていくテンポ設定とその音楽の表情があまりにも秀逸で、これは大変な音楽的才能の持ち主だと思いました。本当に素晴らしいです!歌手たちも皆総じて大変素晴らしいですが、やはりガランチャのクンドリーは中でもひと際聴き物です。特にパルジファルとクンドリーの絡みでその大半が組み立てられている第2幕。シャーガー(こちらも素晴らしいパルジファルです!)にガランチャが絡むことで、迫真の緊張感溢れるドラマを堪能しました。ガランチャは本当に上手いですね。それから貫禄のツェッペンフェルトのグルネマンツと迫真の歌を聴かせてくれたウェルトンのアンフォルタスも特筆しておきたいと思います。録音もバイロイト独特の音響を見事に捉えていて大変秀逸。鮮度が高く押し出しの強いサウンドで、何より聴いていて楽しいです!
2025/06/20 やまとさん
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