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国際開発協力レジーム論 制度・規範とその政治過程

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フォーマット 書籍
発売日 2024年06月27日
国内/輸入 国内
出版社有信堂高文社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784842055886
ページ数 256
判型 A5

構成数 : 1枚

序 国際支援・開発援助をめぐる国際制度
【第1章】国際開発支援の制度化 「国際開発援助体制」の分析枠組み/「国際開発援助体制」の展開過程/各時代の「国際開発援助体制」の特徴/「国際規範」に影響を与える開発思想
【第2章】国連システムを中心とする国際支援体制 国連システムとその課題/国連の主導する国際支援の枠組みと規範/テーマ研究I―「人道的介入」論と「保護する責任」論/テーマ研究II―アフガニスタン支援とUNAMA
【第3章】世界銀行を中心とする国際開発体制 世界銀行とIMF/世界銀行の開発思想/構造調整レジームとPRSレジーム/テーマ研究I―インドネシア経済危機への世界銀行・IMFの対応/テーマ研究II―スリランカ債務危機と国際的枠組み
【第4章】主要国のパートナーシップ体制 OECD・DAC―主要国の政策調整の場/G7- 8(主要国サミット)の枠組みとその意義/G20の枠組みの成立と意義/国際援助協調とその進展/テーマ研究I―カンボジアにおける国際援助協調の盛衰/テーマ研究II―債務再編の国際的枠組みと中国
【第5章】地域的枠組みとアジアにおける地域協力 地域協力の枠組み/アジア太平洋における地域協力/CPTPPとRCEP/テーマ研究I―ASEAN Way/テーマ研究II―AMF(アジア通貨基金)構想
【第6章】台頭するドナーとしての中国と国際規範 台頭するドナーとしての中国/「ワシントン・コンセンサス」対「北京コンセンサス」/国際開発金融機関での中国の台頭/テーマ研究I―「質の高いインフラ」と中国/テーマ研究II―国際的援助規範と中国の「リベラル化」仮説
【第7章】グローバル市民社会と国際規範形成 NGOと市民社会/国境を越えた規範形成/カスケード型影響力波及のメカニズム/テーマ研究I―「航空券連帯税」の実現/テーマ研究II―「通貨取引税」構想

  1. 1.[書籍]

◆国際支援・開発援助をめぐる国際制度の全体像◆
開発援助や国際支援は学際的な政策分野であり、関連する学問分野も幅広い。
国際的な援助協調の進展、パトナーシップ体制が重視される中で、国際社会の現実を踏まえて制度の全体像を整理、国際開発援助の歴史的展開やその最新の動向、現状・課題を学ぶ。

作品の情報

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著者: 稲田十一

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