イタリア人ピアニストのジョヴァンニ・グイディが、アメリカ人サックス奏者のジェームス・ブランドン・ルイスを迎え、グループの楽器編成をさらに拡大した。アンサンブルの幅が広がっただけでなく、ブランドン・ルイスの参加により、新たな方言や新鮮な視点が生まれ、全体的に高まったコミュニケーション感覚とルイスの紛れもなく自信に満ちた音色に触発されて、さまざまな楽器の道が切り開かれている注目盤。2023年8月に南フランスのスタジオ・ラ・ビュイッソンヌで録音され、マンフレッド・アイヒャーによるプロデュース。
〈パーソネル〉Giovanni Guidi (p) James Brandon Lewis (ts) Thomas Morgan (double-b) Joao Lobo (ds)
発売・販売元 提供資料(2024/07/01)
21世紀のジャズ界で輝きを放ち続けるイタリアのピアニスト、ジョバンニ・グイディ!ガトー・バリビエリに捧げられた強烈な前作を経てのニュー・アルバムは、2013年ECMデビュー時から不動であるトーマスモーガン、ジョアン・ロボとのトリオにジェイムス・ブランドン・ルイスが加わった注目のカルテットによる1枚です。元フガジのメンバーらによるザ・メスセティックスとのコラボ作をリリースしたばかり、いま目が離せないサックス奏者のルイスがじっくりとブロウを聴かせ、美しいピアノの音色や変幻自在なリズムセクションと絡み合い、至高の境地へと誘います!
intoxicate (C)谷本真悟
タワーレコード(vol.171(2024年8月20日発行号)掲載)