サマーアンセム「After Hours」収録、新世代R&Bディーヴァの4作目!
オークランド出身、全身タトゥーの強烈な個性を放つ新世代R&Bディーヴァの4作目!本作の目玉は全米で大ヒットした2024年の夏を盛り上げるサマーアンセム「After Hours」!Coolie Dance Rhythmを使ったアガるトラックと、クールなケラーニのヴォーカルが絶妙に絡む最高の1曲。アルバムは(1)の途中から先端サウンドに変わり、ダーク&ヘヴィな(2)(4)、歪んだギターサウンドを導入したタイトル曲(5)などR&Bの可能性を追求した先端サウンドが充満した傑作!
タワーレコード(2024/07/12)
クラシックなモータウン・スタイルの深みとネオ・ソウルを彷彿とさせる鮮烈な告白的リリシズムを自身の音楽の中に共鳴させてきたベイエリア出身のシンガー、ケラーニ。
自分の人生、痛み、情熱、愛、勝利、そしてその間にあるものすべてについて、冷静さと自信をもって語り、歌へと昇華させている新時代のR&Bディーヴァがより自由に、そしてより刺激的に綴る新たなストーリー。
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これまでグラミー賞に2回ノミネートされ、プラチナ・ディスク認定を13回獲得したカリフォルニア州、ベイエリア出身のシンガーソングライター、ケラーニ(Kehlani)。2014年にデビュー・ミックステープ『Cloud 19』の発表以来、数々のゴールドやプラチナ・シングルを世に送り出し、これまでリリースした楽曲の総ストリーミング数が50億以上を記録している彼女、グラミー賞にも2度ノミネートされ、カーディBやジャスティン・ビーバー、ポスト・マローンなどとコラボレーションを行うなど、新時代のR&Bを代表するニュー・スターとして注目を集め続けている。
その彼女が2022年発表の『blue water road』以来となるフル・アルバムをリリースする。今年4月に約1年半振りの新曲「After Hours」を発表したが、Cordel "Scatta"Burrellの「Coolie Dance Rhythm」をサンプリングしたKhris RiddickとAlex Goldblattプロデュースのダンス・アンセムは、この夏のサマー・アンセムとなるだけでなく、ケラーニの新章への期待を盛り上げる1曲になるだろう。
常に率直に、赤裸々にありのままを語ってきたケラーニ。普段の会話の中でもステージの上でも、彼女は変わることなく、自分の人生、痛み、情熱、愛、勝利、そしてその間にあるものすべてについて、冷静さと自信をもって語り、歌へと昇華している。クラシックなモータウン・スタイルの深みとネオ・ソウルを彷彿とさせる鮮烈な告白的リリシズムを自身の音楽の中に共鳴させている彼女は、その率直さで聴く者の視界を開かせ、思考を広げ、そして心を開かせるのだ。
まだアルバムの全貌は明かされていないが、新作についてケラーニ自身は次のように語っている。
「どんな形であれ、クラッシュ(衝突)はその瞬間の絶頂を意味している。クラッシュ前の不安でも、クラッシュ後の嘆きでもない。それは常軌を逸した現在なの。回想も、後悔も、後顧の憂いもない空間。クラッシュは今ここにある。今までで一番自由で、一番楽しくて、一番騒々しくて、一番エネルギッシュな私がここにあるの」
前作『blue water road』リリース後はBaby Face「Seamless」からT-Pain「I Like Dat」、YoungBoy Never Broke Again「My Go To」、Ali Gatie「The Look」そしてBurna Boy「Solid」など次々とコラボレーションを行い、Rico NastyやDestin Conradをサポートに迎えた北米ツアーをソールド・アウトにしてきたケラーニ。自身の経験や心模様、歓びや悲しみなどあらゆる感情を音楽に注ぎ込んできた彼女が、より自由に、より刺激的に綴る新たなるストーリーが今始まる。
発売・販売元 提供資料(2024/05/17)
現代R&Bのトップランナーによる2年ぶり4作目。ケラーニ流のY2K解釈(?)であろう〈Coolie Dance〉リディム使いの先行ヒット"After Hours"や、アフロビーツな"Tears"で魅せるダンサブルなヴァイブは瑞々しい。ディクソンやオークらがプロデュースするR&B群をミスティックに歌う姿も彼女らしいクールネスに満ちている。なかでも、ジル・スコットのポエトリーとヤング・ミコのスパニッシュ・ラップを芳しいスパイスにした、気怠げなネオ・ソウル"Sucia"の官能的な聴き心地はたまらない。楽曲のヴァラエティーを増して変化しつつ、ケラーニ流のR&Bイズムをさらに強固にした充実の新作だ。
bounce (C)池谷瑛子
タワーレコード(vol.488(2024年7月25日発行号)掲載)