ピアノチルのコンセプトアルバム「Nighttime Rendering」からわずか7か月。
オリジナルとして15枚目となる本作は、"空白を埋める"ことを意味する造語「UNVOID」のタイトルから、解放や脱却、探求や挑戦、意味や目的の再発見など、新たなストーリーを連想させるポジティブなテーマを掲げている。
サウンド面も前作から一転、EDMとオーケストラサウンドを融合させた「Unfinished Symphony」で幕開け、プログレッシブなハウストラック「Amasia」、生バンドとのセッションによる「Backvoid」、映画音楽のような壮大な世界観の「Flowers and moments」、PAXサウンドの真骨頂ともいえる煌びやかで疾走感がありつつもどこか哀愁を感じるピアノハウス「Moonlit way」「Imaginary days」「Otherworldly」、そして最後を飾るリード曲「Ready to be」を含む4曲のボーカルトラックと、瑞々しく多彩な仕上がりとなっている。
発売・販売元 提供資料(2024/05/16)
またも7か月という短いスパンで登場した15作目。今回はチルな前作から一転し、ノスタルジーを掻き立てるピアノを軸にドラムやベースが加速していく"Backvoid"や、耳触りのいい歌声と洗練されたホーンが交錯する"Read to me"など、バンドの生音やストリングスを用いて多幸感溢れるサウンドを披露。ドラッギーなウワモノが昂揚を煽る"Amasia"のアッパー感もナイス!
bounce (C)郡司和歌
タワーレコード(vol.488(2024年7月25日発行号)掲載)