日本の現代ジャズシーンにおける存在感と重要度が年々増しているトランペット/フルート奏者兼プロデューサー島裕介が主宰するプロジェクト"Silent Jazz Case"の最新作がリリース。3年前にリリースされた前作の『Silent Jazz Case 4』はSpotifyにて160ヶ国以上で再生され、再生回数は100万回を超えるヒットとなった。そして今作も前作と同様、ピアノに河野祐亮、ベースに杉浦睦、ドラムに大津惇を起用しており、強力リズムセクションを率いての激熱ジャズが期待出来る。島裕介のトラックメイカーとしてのサウンド作りに焦点を当てた別プロジェクト WindLoop Case でのローファイヒップホップ感も今作ではバンドサウンドで表現されている。 (C)RS
JMD(2024/05/21)
音楽と共に深い静寂を感じる、至福のジャズ旅。トランペット奏者 島裕介「Silent Jazz Case」シリーズ最新作
日本の現代ジャズシーンにおける存在感と重要度が年々増しているトランペット/フルート奏者兼プロデューサー島裕介が主宰するプロジェクトSilent Jazz Caseの最新作"Silent Jazz Case 5"が7月24日にリリースされる。3年前にリリースされた前作のSilent Jazz Case 4はSpotifyにて160ヶ国以上で再生され、再生回数は100万回を超えるヒットとなった。そして今作も前作と同様、ピアノに河野祐亮、ベースに杉浦睦、ドラムに大津惇を起用しており、強力リズムセクションを率いての激熱ジャズが期待出来る。島裕介のトラックメイカーとしてのサウンド作りに焦点を当てた別プロジェクト WindLoop Case でのローファイヒップホップ感も今作ではバンドサウンドで表現されている。躍動感あふれるアップテンポ・チューン(1)「Twenty minutes, let me rest」や、静かな夜に耳を傾け、深い安らぎを感じることが出来る(2)「夜桜甘雨」、優雅なメロディと深みのあるリズムが絡み合い、心を静かに包む(4)「Museum in Green」、スロウテンポながらも力強さを感じさせる、クラリネット奏者辻本美博(POLYPLUS)参加のしっとりとした一曲(7)「Sunset like a persimmon」、穏やかなリズムで静寂を奏でる(9)「Whisper of Rain」など、様々な楽曲が聴き手を魅了する。
発売・販売元 提供資料(2024/05/16)
トランペット/フルート奏者でプロデューサーの島裕介によるプロジェクトの5作目が完成。ローファイ・ヒップホップ色の濃い〈WindLoop Case〉も並行する彼だが、そこでのカラーも活かされつつここで光るのは緩急自在なバンド・サウンドだ。アップテンポで熱い"Twenty minutes, let me rest"から穏やかなグルーヴの"Sunrise on the Bell"まで多彩な曲に魅了される。
bounce (C)大原かおり
タワーレコード(vol.488(2024年7月25日発行号)掲載)