フォーマット |
LPレコード |
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構成数 |
2 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2024年06月28日 |
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規格品番 |
WIGLP216XBR |
レーベル |
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SKU |
4523132146928 |
アニマル・コレクティヴの代表的な名盤『Merriweather Post Pavilion』
発売15周年記念の数量限定カラー・ヴァイナルで〈Domino〉よりリリース!!
アニマル・コレクティヴは、彼らの代表的アルバム『メリウェザー・ポスト・パビリオン』の15周年を記念して、デラックス・ヴァイナルを〈Domino〉からリリースする。このアルバムは初のカラー・ヴァイナルでプレスされ、トランスルーセント・グリーンとブルーイッシュの2枚組LPとして発売される。
『メリウェザー・ポスト・パビリオン』は、2009年のリリースと同時に世界中から絶賛され、Pitchfork、Entertainment Weekly、Spin、KEXPによって年間ベストアルバム第1位に選ばれた。「NPRは当時、「ミュージシャンは、新しいものを生み出すために、既存の音楽的風景を一掃することがある。アニマル・コレクティヴはそのようなグループであり、『Merriweather Post Pavilion』はそのようなアルバムだ。」と評している。リリース以来このアルバムは、2000年代で最も影響力のあるレコードのひとつとして認められている。
構成数 | 2枚
02.My Girls
03.Also Frightened
04.Summertime Clothes
05.Daily Routine
06.Bluish
07.Guys Eyes
08.Taste
09.Lion In A Coma
10.No More Runnin
11.Brother Sport
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1.[LPレコード]
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2.[LPレコード]
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また、だ。今回も1曲目“In The Flowers”が響きはじめた途端、彼らの幻想的な世界へ(“My Girls”のPVみたいに)とろけるように引きずり込まれてしまった。北岡明佳によるジャケットの錯視アートのように、トリッピーでサイケデリック、実験的でクレイジーな瞬間が多い一方で、愛嬌もある。カテゴライズしづらい2000年代末現在的なサウンドは、イマジネーションに溢れている。近作で確認できたエレクトロニカ的なサウンド/アイデアは、やはり増幅。美しく高らかに響き渡るエコーは恍惚感を、変則的なビートはエキセントリックなムードを煽る。とはいえ、フリー・フォークとして紹介されることの多かった彼らだけに、無機的な印象はあまりなく、エレクトロニカ志向も違和感なく溶け込んでいる。ミラーボールの光というより、太陽の光が眩いくらいに輝きを放っているかのような、ドリーミーなポップ作品となった。彼らのパヴィリオンは、ユニークな世界観を特長としながらも独善に陥らず、リスナーを歓迎してくれることが好感の持てるポイント。特にこの新作では、前作『Strawberry Jam』以上に一曲一曲をキャッチしやすくなった感がある。全米チャート13位(!)という結果にも頷ける、といったところか。確実にブラッシュアップされたアニコレ。これでまたファンを増やしそうだ。
bounce (C)栗原 聰タワーレコード (2009年03月号掲載 (P62))
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音の精霊だけが住む楽園のような島にハンディー・カメラを持って上陸した奇特な若者たちから、不定期に送られてくる島の風物紹介ビデオ・レター。そんな例えをしたくなるほどに、アニマル・コレクティヴのアルバムはいつも視覚的である。奔放に飛び交う生音や電子音、突如湧き上がる美しいメロディーやクルクルと循環するリズム──島の各所に立ち現れるそうした〈音の映像〉は、飛んだり跳ねたりするカメラマンの動作に合わせて、さらにめくるめく変化を遂げていく。さて、かつてのカオティックなフリー・フォーク的スタイルをよりエレクトロニックな方向に推進した前作『Strawberry Jam』から約1年半ぶり、その間にメンバー各々の別プロジェクトが日本でも話題となるなか、現代USロック界最高の異能バンドともいうべき彼らから9本目となるレター『Merryweather Post Pavilion』が届いた。好奇心の赴くまま跳梁を繰り返したような総天然色の音像はそのままに、全体のポップな鮮明度がまるで地デジ対応のハイビジョン映像の如く格段に上昇しているのに仰天。いままでの手ブレにも似た音の揺らめきは希薄になったとも言えるが、ヴォーカルも各楽器もメロディーも輪郭がより明瞭になったぶん、煌めきのサイケデリアが強烈な彩りを増し、リスナーの脳内視界を一気に広げてしまうのだ。これほどの眩い酩酊感はちょっと他では味わえない。カメラのフレーム外に展開している風景、つまり実際に聴こえるサウンド以上の音が確実に鳴り響いていることを体感できる、驚異の傑作。
bounce (C)北爪 啓之タワーレコード (2009年03月号掲載 (P62))
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いまやエレクトロニカ以降のポップの新基準となり、各方面から賛美の声が止まないブルックリンのアヴァン・フォーク・ユニットの9作目。しかしこれは光り方が違います。突き抜け方が違います。作為のヒマもない野蛮ギャルドな音はそのままに、ソングライティングに磨きがかかりピカピカと彼方で輝いております。中期ビートルズにかけられた魔法を携え、さらなる高みでタカを外す勇敢な歌がゆ?らゆらと舞い落ち、いつになく温かいアトモスフィアに油断しているとわっさと覆い茂ったサイケの森に引きずりこまれますよ。
intoxicate (C)久保正樹タワーレコード (vol.78(2009年02月20日発行号)掲載)
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