直感的なメロディと何層にも重ねられたヴォーカル・ワーク、そしてあのフィンガー・ピッキング・スタイルのよる特徴的なギター・サウンド…。フリートウッド・マックの黄金期を支え、ソロ・アーティストとしても輝かしいキャリアを誇る偉大なるミュージシャン、リンジー・バッキンガムが1981年から1992年の間に発表した3枚のソロ・アルバムとアルバム未収録楽曲の数々をコンパイルした、4枚組CDボックス『20TH CENTURY LINDSEY』が堂々完成!

現代における偉大なギタリストの一人であり、偉大なソングライターの一人であり、そして偉大な音楽的表現者の一人として知られるアーティスト、リンジー・バッキンガム。ロックの殿堂入りを果たし、3度のグラミー賞を受賞する経歴を持つ彼は、プロデューサーとしてもその才能を発揮するだけでなく、フリートウッド・マックのギタリスト/ヴォーカリスト、そしてチーフ・ソングライターとしてバンドの黄金期を支え、さらにはソロ・アーティストとしても多くのファンやミュージシャンから敬愛されるアーティストだ。

1980年、フリートウッド・マックのメンバーとしてアルバム『TUSK』に伴うツアーを完走したリンジー・バッキンガムは、休息をとることなく新たな作品に取り掛かり、1981年、ほぼすべての楽器を自分で演奏して作り上げたソロ・デビュー・アルバム『LAW AND ORDER』を発表する。その後新たな世紀が始まる前までに1984年の『GO INSANE』、そしてフリートウッド・マック脱退後の作品となる1992年の『OUT OF THE CRADLE』という2枚のソロ・アルバムを発表、他にも映画『National Lampoon's Vacation』のサウンドトラックに提供した「Holiday Road」や映画『BACK TO THE FUTURE』のサウンドトラックに提供した「Time Bomb Town」、そして映画『Twister』のサウンドトラックに提供したスティーヴィー・ニックスとのデュエット曲「Twisted」など、アルバム未収録でありながら大きな話題となった楽曲を発表してきたのだ。

今回、20世紀のリンジー・バッキンガムの音源を4枚のCDにまとめあげた作品、その名も『20TH CENTURY LINDSEY』が登場することとなった。ここには、オリジナル・マスターテープを使った2017年のリマスター音源を採用した『LAW AND ORDER』、『GO INSANE』、そして『OUT OF THE CRADLE』という彼の3枚のソロ・アルバムに加え、この期間に彼が発表してきたアルバム未収録曲や現在では入手困難となっているアルバム収録曲のエクステンデッド・リミックスやラジオ・リミックスといったレア音源を一つの作品にまとめた『20TH CENTURY RARITIES』と名付けられたディスクが収録されている。

『20TH CENTURY LINDSEY』は、「Wrong」や「Countdown」、そしてフリートウッド・マックのバンドメイトでありドラマーのミック・フリートウッドとの共演でトップ10入りを果たした「Trouble」といった名曲や名演をたっぷり収録した作品であると同時に、リンジー・バッキンガムというアーティストの独特なソングライティング、複雑なギターワーク、そして革新的なプロダクションを堪能できる作品となっているのだ。

発売・販売元 提供資料 （2024/06/28）