2024年ウルトラ・ヴァイヴで四作連続リリース!町あかりの歌謡曲 春夏秋冬2024!夏盤のテーマはニューフォーク! (C)RS
JMD(2024/05/18)
◆2024年ウルトラ・ヴァイヴで四作連続リリース!
◆町あかりの歌謡曲 春夏秋冬2024
◆夏盤のテーマはニューフォーク!
◆2024年4月3日発売の『地球出禁にしていいよ ~ディスコあかり』からのMV2曲がYouTubeでそれぞれ30万回再生を突破!
『町あかりのニューフォーク』には、4つの物語が収められている。
そして心に染み入るメロディと歌詞。迫力あるアコースティックなサウンドとそのハーモニーが溢れている。リード・シングルは「せいぜい星1つか2つ」。オートハープの鮮烈な響きとともに町あかりの歌声で物語ははじまる。力強いフォーク・ギターのカッティングとブルース・ハープの掛け合い。そして天空に輝くペダルスチールの心地よさ。ハモンド・オルガンに導かれるサビで展開されるエモーショナルなバッキング・コーラス。「せいぜい星1つか2つ」は21世紀のフォーク。
スケールが大きな町あかりによる恋愛ソング「大失恋発祥の地」。12弦ギターのアルペジオが煌びやかにガット・ギターに共鳴する。タイトなリズム・セクション。ポップかつゴージャスなストリングス。やさしく力強いダビングを重ねたハーモニーを従えて町あかりが歌う。「♪いつか振り返る 懐かしむように あんな日も 昔あったねと」明るさの中にセンチメンタルを隠して。
ユニークな着眼から、人間の普遍的な内面に切り込む「目立った傷や汚れなし」。アコースティックギターはボディ・タップ(叩き)を交えた縦横無尽なプレイで自由奔放に弾きまくる。フルートがブロウ・アップ。攻めるギターにマッドなボンゴが絡みつく。これはコンテムポラリー・スパニッシュ・フォークともいうべき新たなサウンド。
都市に暮らすひとにとって最も身近な存在をテーマにした「100均にあるかもしれない」。フォーク・ギターの印象的なサウンドと懐かしくも斬新な弦カルテット。チューバ、ファゴット、フレンチホルンのコンビネーションによる柔和な木管楽器と金管楽器の音像。「♪でも 僕のむなしさ埋めるもの 100均にはないかもしれない」町あかりの「ニューフォーク」の象徴的メッセージ。
オーガニック・ソウルを彷彿させるステディなリズム・セクションにブルージーなマウス・ハープが映える。アレンジも構成もサウンドも異なる表題曲の別バージョン「せいぜい星1つか2つ Alternative version」。
発売・販売元 提供資料(2024/05/16)
春のディスコ盤に続く春夏秋冬4連作の第2弾のテーマは〈ニューフォーク〉。フラワー・ムーヴメント華やかなりし頃の愛と希望とひと匙の虚しさを、彼女らしい視座と歌謡センスで蘇らせたような名曲尽くし。"大失恋発祥の地"などのソフト・ロック路線も良いが、リッチー・ヘヴンスばりのフォーキー・グルーヴが炸裂する"目立った傷や汚れなし"は和モノDJなら必携!
bounce (C)北野創
タワーレコード(vol.487(2024年6月25日発行号)掲載)