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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2024年05月17日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | シーエムシー出版 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784781318035 |
| ページ数 | 284 |
| 判型 | B5 |
構成数 : 1枚
【第I編(解明・技術)】
第1章 褐色脂肪組織の熱産生と健康
1 ヒト褐色脂肪組織とエネルギー代謝・肥満・メタボリックシンドローム
1.1 はじめに
1.2 褐色脂肪による非震え熱産生
1.3 褐色脂肪によるエネルギー消費と肥満
1.4 褐色脂肪の全身作用とメタボリックシンドローム
1.5 褐色脂肪の日内・年内変動と加齢に伴う減少
1.6 褐色脂肪に影響する遺伝要因
1.7 褐色脂肪に影響する生活環境要因
1.8 おわりに
2 褐色脂肪組織活性の多様性に寄与するゲノム多型
2.1 はじめに
2.2 関連解析
2.3 関連解析によって同定された褐色脂肪組織活性に関与する遺伝子
2.4 検証が望まれる候補SNP
2.5 褐色脂肪組織活性の多様性に関係する遺伝子の進化
2.6 おわりに
3 褐色脂肪組織と骨格筋の機能協調による体温調節
3.1 寒冷環境における自律性体温調節反応
3.2 BAT活性の集団差,個人差,個人内変動
3.3 BATと骨格筋によるCITの相互関係
3.4 体温調節応答における代謝系と循環系のシステム連関の可能性
3.5 まとめ
4 運動トレーニングが褐色脂肪様組織に与える影響
4.1 はじめに
4.2 運動と褐色脂肪様組織
4.3 運動トレーニングと褐色脂肪様組織(縦断研究)
4.4 おわりに
第2章 褐色脂肪細胞の細胞起源と組織形成
1 単一細胞RNA解析技術による細胞起源と制御因子の解明
1.1 熱を作る脂肪の起源を求めて(Angueira et al., Nature Metabolism, 2021)
1.2 唐辛子の辛味成分は幹細胞を活性化させるか。(Shamsi et al., Nature Metabolism, 2021)
1.3 必須脂肪酸による「デノボ」BAT形成の制御(Abe et al., Dev Cell, 2022)
1.4 甲状腺ホルモンと褐色脂肪組織,切っても切れない関係(Liu et al., Nature Communications, 2022)
1.5 寒さはあなたの免疫を活性化する? 熱産生をサポートするリンパ球の役割
(Gallerand et al., Nature Communications, 2021)
2 ベージュ脂肪前駆細胞の制御機構
2.1 はじめに
2.2 ベージュ脂肪細胞の役割と起源
2.3 一細胞解析を用いたベージュ脂肪前駆細胞の探索
2.4 CD81+前駆細胞の制御機構の解析
2.5 生体の恒常性維持におけるCD81の役割
2.6 ヒトにおけるCD81+前駆細胞の役割
2.7 おわりに
3 生後の脂肪組織リモデリング
3.1 はじめに
3.2 生後の褐色脂肪組織形成
3.3 ハムスターにおける白色から褐色への脂肪組織転換
3.4 乳子期マウスにおける白色脂肪組織の褐色化
3.5 おわりに
第3章 褐色脂肪細胞の熱産生機能制御機構
1褐色脂肪細胞における物理刺激センサーTRP/Piezoチャネルの役割
1.1 はじめに
1.2 褐色脂肪細胞の分化・熱産生調節
1.3 TRPチャネル
1.4 Piezoチャネル
1.5 TRPチャネル,Piezoチャネルの褐色脂肪細胞における役割
1.6 おわりに
2 環境変化に伴うエピゲノム変化を介した脂肪細胞の運命決定機構
2.1 褐色脂肪細胞とベージュ脂肪細胞
2.2 エピゲノムによる遺伝子発現制御
2.3 体重とエネルギー代謝を制御するシグナル感知エピゲノム因子JMJD1A
2.4 JMJD1Aはシグナル感知タンパク質として環境ストレスへの急性応答を担う
2.5 ヒストン脱メチル化酵素JMJD1Aを介したベージュ化機構
2.6 リン酸化JMJD1Aの脱リン酸化酵素MYPT1-PP1βの同定-新規ベージュ脂肪細胞化制御因子の発見
2.7 最後に
3 NFIAによる褐色脂肪遺伝子とエネルギー代謝制御
3.1 褐色脂肪組織のエピゲノム解析とNFIAの同定
3.2 NFIAの糖エネルギー代謝における役割
3.3 マウスの脂肪組織褐色化能と遺伝的背景
3.4 ヒトの肥満とNFIA
3.5 おわりに
4 PPARαによるベージュ脂肪細胞の機能制御:ペマフィブラートがベージュ脂肪細胞の機能維持に与える影響について
4.1 ベージュ脂肪細胞の機能制御に関連する因子の探索
4.2 PPARαと熱産生脂肪との関連について
4.3 新規の選択的PPARαアゴニスト-選択的PPARαモジュレーター:ペマフィブラートがベージュ脂肪細胞に与える影響とは?
4.4 ペマフィブラートによる転写補因子を介した転写調節機構の解析
4.5 PPARαの合成リガンドによる活性化は熱産生脂肪細胞の抗肥満治療へ繋がる可能性を持つ
5 脱アシル化酵素SIRT7はエネルギーの無駄遣いにブレーキをかける
5.1 はじめに
5.2 褐色脂肪細胞におけるSIRT7の欠損は熱産生とエネルギー消費を亢進させる
5.3 SIRT7が欠損すると低代謝状態において熱産生とエネルギー消費を抑えることができない
5.4 SIRT7は複数の経路でエネルギー消費と熱産生を抑制してい...
褐色脂肪細胞とベージュ脂肪細胞の多様性と生理学的意義、制御機構について最新の研究動向を紹介。これにより、臨床研究と基礎研究をつないで脂肪細胞を標的とした生活習慣病予防法を考察する。

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