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これからの「共生社会」を考える 多様性を受容するインクルーシブな社会づくり

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フォーマット 書籍
発売日 2020年11月10日
国内/輸入 国内
出版社福村出版
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784571410666
ページ数 328
判型 A5

構成数 : 1枚

第1章 はじめに――ゲーム使用とIGD
導入と概要
ビデオゲームとは何か
MMO、MOBAとは何か
人気のある他のゲームタイプ
ゲームにまつわる最近の革新的な動き
「サービス」としてのゲーム/収益化の手法/eスポーツとストリーミング/バーチャルリアリティ/拡張現実/ソーシャルメディアやスマートフォンとの統合/携帯性
IGD研究の方法論
問題のあるゲーム使用とIGDの有病率
なぜIGDが問題になるのか
IGDケアに関するスキル不足への対応
本書の目的と範囲
要約:シミュラークルの進出

第2章 IGDの理論とモデル
導入と概要
嗜癖の定義
嗜癖の構成要素:フリーサイズで十分だろうか
嗜癖としてのゲーム使用:アーケードゲーム期の研究
ギャンブル行為の研究手法によるゲーム使用の研究
問題のあるゲーム使用:「時間」をめぐる議論の歩み
DSM-5におけるIGDの分類
嗜癖概念の適用にまつわる困難:「耐性」の場合
原型となるIGDモデル
初期の認知行動モデル/神経認知モデル/多次元的な生物心理社会モデル
モデルの比較
私たちは過補償を起こしているのか
行動分析の必要性
IGDとゲーム使用に対するスタンス
要約:ヒトのモデリング

第3章 IGDの危険因子と防御因子
導入と概要
ゲームはどのような害を引き起こすのか
個人差
ジェンダー/年齢/パーソナリティ特性と個人的特徴/併存障害/不十分な自己制御と意思決定/低い自尊感情と自己効力感/低い学業成績とゲーム以外への関心の乏しさ
外部因子
仲間の影響/ゲーム環境/家族の影響/対人関係のトラウマ
ゲームに関連する因子
ゲームのタイプ/ゲームの諸特徴
問題のあるゲーマーのプロフィール
プロフィールに応じた人間中心の治療
要約:ロボットのリスク

第4章 IGDの認知的特徴
導入と概要
IGD:第一の基準
ゲームとギャンブルはどのように異なるのか
ゲームは合理的な選択か
人とゲームの相互作用
ゲーム使用と意思決定バイアス
他の認知的アプローチ
ゲーム使用に固有の信念の導入
ゲーム使用に関する信念をとらえる新たな枠組み
ゲーム内報酬の価値と実在性に関する信念/ゲーム行動に関する不適応的で硬直したルール/ゲーム使用に対する過剰な信頼と自尊感情の充足/社会的受容を得る方法としてのゲーム使用
デジタル所有物の標準化
ゲームに保存された記憶
IGDにおけるメタ認知
ゲームをやめることにより関連の信念に生じる変化
要約:性急で巧みな思考

第5章 IGDのスクリーニングとアセスメント
導入と概要
「過度の病理化」の回避
初期のスクリーニングにみられた不整合
インターネットゲーム障害――DSM-5 IGD基準(再掲)
ゲーム障害――ICD-11の記述
ゲームの危険な使用――ICD-11の記述
ゲーム使用のパターンと付随する問題のアセスメント
ゲーム行動の頻度/ゲーム使用の状況とゲームのタイプ/ゲームに関する信念/ゲーム使用の動機/ゲーム使用を支える活動/ゲームに関する出費/ゲーム使用をとりまく社会環境/家族の影響やその他の問題/学業や仕事に関する問題/健康上の問題と心理的な問題/併存障害
機能的分析
発達プロフィール
治療を求める理由
治療上の目標と期待
治療歴とその結果
事例定式化
ゲーム使用の問題:乱用か不真面目か
スクリーニング:適正なツールの選択
スクリーニングに多くみられる落とし穴
推奨されるスクリーニングツール
Internet Gaming Disorder Scale
Gaming Motivation Scale(GAMS)
Gaming-Contingent Self-Worth Scale(GCSW)
Internet Gaming Cognition Scale(IGCS)
Internet Gaming Withdrawal Scale(IGWS)
要約:白鳥たちの哀歌

第6章 IGD の事例定式化
導入と概要
分類
IGDの中核的な精神病理は何か
ゲーム障害に関するモデルの再検討
CBTに関する既知の不明点
事例定式化の枠組み
若年期の体験と家族因子
中核信念:自己、世界、他者
媒介信念:条件つきの思い込み、ルール、構え
誘因:なぜゲームに限定した嗜癖を起こすのか
IGDが果たす機能とは何か
ゲーム使用の個人内機能
コントロール/達成/安全/逃避/役割の回避
ゲーム使用の個人間機能
社会的区別/安全なコミュニケーション
他の持続因子
ゲーム使用に関連する信念/離脱症状
臨床例
シェーン:IGDの青...

  1. 1.[書籍]

多様な存在を認めあい、誰も排除されない「共生社会」はいかにして実現されるか。「共生社会」をめぐる現状・考え方を紹介し、「共生社会学」の礎を築くハンドブック。

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