現代を代表する世界的シンガー・ソングライター、エド・シーランが2014年にリリースしたセカンド・アルバム『X(マルティプライ)』の発売10周年を記念したアニヴァーサリー・エディションが登場!
「シング」や「シンキング・アウト・ラウド」など数多くのヒット曲が生まれ、全米・全英両方のアルバム・チャートで1位に輝いたヒット・アルバムがボーナス・トラックを追加収録した全21曲入りで発売決定!!

現代を代表する世界的シンガー・ソングライター、エド・シーラン。今年5月に、10年にわたって数学的タイトルを冠したアルバム・シリーズ、「マスマティックス・プロジェクト」の最終作となる『ー』を発表、9月には『AUTUMN VARIATIONS』という作品を発表し、全世界に影響を与えるそのストーリーテラーとして、そして名ソングライターとしての存在感を改めて世界に示してくれたばかりだ。

そのエドが2014年にリリースしたセカンド・アルバム『X(マルティプライ)』が今年6月、発売10周年を迎える。その記念すべきアニヴァーサリー・イヤーを祝うべく、アルバムの"10周年アニヴァーサリー・エディション"が発売となる。

「マスマティックス・プロジェクト」の2枚目でもある『X(マルティプライ)』。全世界で2,200万枚以上のセールスを記録し、「ドント」やエドにとって初の全英No.1シングルとなった「シング」、さらに「フォトグラフ」や「ブラッドストリーム」、そしてライヴで人気の高い「シンキング・アウト・ラウド」など数多くのヒット・シングルが生まれた本作は、米ビルボード200アルバム・チャートと全英アルバム・チャートの両方で1位にも輝き、2015年の第57回グラミー賞で「最優秀アルバム」と「最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム」の2部門にもノミネートされた。またアルバムには、ファレル・ウィリアムズやリック・ルービン、ベニー・ブランコやジェイク・ゴスリング、ジェフ・バスカーらがプロデューサーなどで参加し、エドと見事なケミストリーを起こしている。

今回リリースとなる『X(マルティプライ)10周年アニヴァーサリー・エディション』は、2014年にリリースされたオリジナル・アルバムに加え、映画「きっと、星のせいじゃない(The Fault In Our Stars)」のサウンドトラックに収録されていた「All of the Stars」、そして映画『ホビット 竜に奪われた王国』にもフィーチャーされた「I See Fire」、またアメリカのTVシリーズ「Sons of Anarchy」で注目を集めた「Make It Rain」など9曲のボーナス・トラックが追加収録となっている。

エド・シーランは『X』の発売10周年を記念して、5月22日、ニューヨークのバークレーズ・センターで1夜限りのスペシャル・ライヴを行うことを発表している。この夜のセット・リストは、エドが2015年に行ったロンドンのウェンブリー・スタジアムのライヴへのオマージュになるらしい(ちなみにこの公演はエドにとって初のウェンブリー・スタジアムでのライヴであり、この時の模様は『 X : WEMBLEY EDITION』にも収録されている)。エド・シーランが、地球上で最も人気があるポップスターへと大きくジャンプアップした『X(マルティプライ)』。そこから10年――今や時代を代表する世界的なアーティストの地位を確立した彼の足跡を振り返る作品の登場だ。

発売・販売元 提供資料 （2024/05/10）

It's a little glib to call Ed Sheeran the U.K.'s answer to Jason Mraz, yet there's a grain of truth in that statement. Like Mraz, Sheeran plays around with hip-hop cadences but at his core he's a singer/songwriter, and a sensitive one at that, one who prefers love tunes to songs of protest, something that is quite evident on X, his second collection of original songs. Although he sometimes pours out his heart armed with no more than an acoustic guitar, he's not a troubadour; those hip-hop roots means he'll not only ramble out a rap, but he's also quite comfortable with luxurious, shimmering textures and buoyant melodies. Naturally, these traits surface clearly on "Sing," a collaboration with Pharrell Williams that contains some of the natural ebullience of "Happy," along with the upscale whitebread rap of "The Man," but this good cheer surfaces on songs that are far removed from rhythm. When Sheeran sings slow, he rarely sings sad: he's a hybrid of Chris Martin and David Grey, a boy next door who hasn't lost his shaggy romanticism. His sweetness isn't cloying, not even when the productions are aimed straight down the middle of the road, which they often are on . His boyishness doesn't give these immaculate confections grit so much as a wet, wide-eyed puppy dog heart. Sheeran is so good at this AAA gloss that whenever the mildly manic rapping surfaces -- which X does about every three songs or so -- it's a bit of sand in the Vaseline, preventing X from operating as smoothly as it'd like. Nevertheless, these gangly excursions in rap are evidence of Sheeran's youth and his generation, something that keeps X from being merely a bit of excellently crafted mature pop and gives it some appealing character. ~ Stephen Thomas Erlewine

Rovi