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初期唯識思想と独我論

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構成数 : 1

まえがき
主なる略号表

序論
はじめに
1.唯識とは何か
2.独我論とは何か
3.筆者の立場
4.研究対象(表題)
5.研究の方法論
6.研究の意味
7.論点整理

第一部 唯識概説
1.唯識の原語
2.六識と六境
3.アーラヤ識(ālaya-vijñāna 阿頼耶識)
4.「見られるもの」「見るもの」の二元性
5.「悟り」の経験における「本質」と「何かあるもの」
6.三性説
7.識転変(vijñāna-pariṇāma)
8.瞬間的時間(kṣaṇa-bhaṅga 刹那滅)
9.修道の階梯
10.初期唯識思想の歴史

第二部 唯識思想の問題点――他思想他学派からの批判、世親唯識の対応
I.『華厳経』の問題
1.『華厳経』の「三界唯心」
2.世親『十地経論』の「三界唯心」
3.『華厳経』「三界唯心」の「心」は「妄心」か「真心」か
4.シュミットハウゼンの理解
5.以上の小結

II.『解深密経』の問題
1.書誌学について
2.全体の構成
3.「唯識」(vijñaptimātra)について
4.以上の小結
5.I、IIの総合的結論

III.『唯識二十論』の問題
1.「夢」の喩例の問題点
2.極微説批判
3.「夢」の喩例の問題(1)――残された問題
4.「夢」の喩例の問題(2)――独我論の観点からの考察
5.他人の心流との交流の問題
6.仏陀たちの認識の対象
7.ニヤーヤ学派、中観学派からの唯識批判
8.以上の小結
9.IIIの結論

第三部 唯識思想と独我論(1)―――現象の背後に「実在」を語らない立場
I.新唯識の対応
1.新唯識概説
2.「本質」の問題
3.共通経験(共業)の問題
4.「疎所縁縁」の問題
5.「人人唯識」
6.以上の結論

II.ダルマキールティの対応
1.『他相続の存在論証』(Saṃtānāntarasiddhi)の概説
2.ダルマキールティの主張の検討
3.以上の結論

第四部 唯識思想と独我論(2)――現象の背後に「実在」を語る立場
1.「ヴァスツマートラ」(『瑜伽師地論・菩薩地・真実義章』)
2.「法界現量」(『大乗荘厳経論』)
3.「ゴンスム」と「プラティヤクシャ」(『摂大乗論』)
4.「余れるもの」(『中辺分別論』)
5.「プラダーナ」(『唯識三十頌安慧釈』)
6.「木片の比喩」(『三性論』)
7.「何かあるもの」(『唯識三十頌安慧釈』)
8.古唯識における、独我論でないことの証明
9.相互影響の問題
10.以上の結論

第五部 現象の背後に「実在」を語る系譜と語らない系譜
1.現象の背後に「実在」を語る系譜(系譜1)
2.現象の背後に「実在」を語らない系譜(系譜2)
3.現象の背後に「実在」を語らない系譜(系譜3)

第六部 独我論の諸問題
1.ラトナキールティの独我論
2.バークリにおける独我論の問題
3.「実在(論)」の語の概念定義
4.予想される反論の検討――根本智における「相(貌)」の有無について
5.「真如」をめぐる問題

第七部 研究史
1.スチェルバツキー
2.コンゼ
3.フラウワルナー
4.長尾雅人
5.北川秀則
6.勝呂信静
7.大槻晴彦
8.梶山雄一
9.服部正明
10.横山紘一
11.佐保田鶴治
12.桂紹隆
13.竹村牧男
14.山部宣能
15.コチュムトン
16.ルストハウス
17.ウッド
18.シュミッ

  1. 1.[書籍]

唯識思想に少しでも触れたことがあれば抱かざるを得ない唯識が独我論ではないかという疑い。本書は無著・世親を中心として彼らのテキストに対する二大注釈の流れを検討し、現象の背後の実在を語る系譜と語らない系譜の二つに唯識思想を整理する。

作品の情報

メイン
著者: 源重浩

フォーマット 書籍
発売日 2024年09月04日
国内/輸入 国内
出版社春秋社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784393113813
ページ数 488
判型 A5

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