フォーマット |
書籍 |
---|---|
構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
文庫 |
発売日 |
2024年06月28日 |
---|---|
規格品番 |
- |
レーベル |
|
ISBN |
9784488400637 |
版型 |
文庫 |
ページ数 |
320 |
謎が解けても読書は終わらない。
ミステリを読む面白さをより深く、
かつ明快に綴る22の名文。
日本推理作家協会賞・本格ミステリ大賞受賞の
編者による決定版アンソロジー
ひとつの真実にむかって書かれる推理小説から、なぜこれほどまでに多様な "読む" 面白さが生まれるのか。北村薫、坂口安吾から中条省平、若島正まで――作家・評論家・翻訳家たちは、推理小説をいかに読み解いたか。短編小説から英米ミステリ史を辿る大著『短編ミステリの二百年』で第75回日本推理作家協会賞と第22回本格ミステリ大賞を受賞した編者によるアンソロジー。ミステリに関するエッセイ・解説・評論の数多あるなかから「明快であること」と「内容が充実していること」を念頭に名文を選りすぐった、ミステリ・ファン必携の一冊。
■目次
はしがき
北村薫「解釈について」「解釈について(続き)」
坂口安吾「推理小説について」
都筑道夫「トリック無用は暴論か」「必然性と可能性」
瀬戸川猛資「影の薄い大探偵〈ポアロ〉」「ヴァージル・ティッブス」
法月綸太郎「紐育のイギリス人――『わが子は殺人者』(P・クェンティン)解説」
各務三郎「誤解された冒険小説」「アイ・スパイ!」
北上次郎「不信のヒーロー」「フランシスの復活」
石上三登志「女嫌いの系譜、又は禁欲的ヒーロー論」
小鷹信光「ポイズンヴィルの夏」
池上冬樹「"清水チャンドラー"の弊害について」
森下祐行「「本格ミステリ冬の時代」はあったのか」
丸谷才一「なぜ戦争映画を見ないか」「社会派とは何か」
笠井潔「善人と怪物――北村薫『盤上の敵』」
井家上隆幸「イラン、イスラム革命後十年 船戸与一『砂のクロニクル』」
中条省平「書簡体を用いる 夢野久作『瓶詰地獄』」
若島正「明るい館の秘密――クリスティ『そして誰もいなくなった』を読む」
索引
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-
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