フォーマット |
LPレコード |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
輸入 (ヨーロッパ盤) |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2024年09月06日 |
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規格品番 |
19802812421 |
レーベル |
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SKU |
198028124218 |
『Luck and Strange』はブライトンとロンドンで5ヶ月余りをかけてレコーディングされ、デヴィッド・ギルモアの全曲新曲のアルバムとしては2015年の『飛翔(Rattle That Lock)』以来9年ぶりとなる。プロデュースを手がけたのは、デヴィッド・ギルモアとチャーリー・アンドリュー(ALT-Jやマリカ・ハックマン他)。きっかけはマーキュリー賞を受賞したインディー・バンド、ALT-Jを手がけたチャーリー・アンドリューのプロデュース・ワークに感銘を受けたデヴィッド・ギルモアが彼にインスタグラム上でダイレクト・メッセージを送ったことから始まる。これまでにない新たな制作過程についてデヴィッド・ギルモアはこう語る。「チャーリーを家に呼んだんだ。いくつかデモを聴いてくれて "ところでどうしてこんなところにギター・ソロがないといけないんでしょうか?"全部フェード・アウト?いくつかはただ終わらせる訳にはいかないんでしょうか?"なんて言っていた。彼は僕がこれまでやってきたことに対して、素晴らしいくらい知識やリスペクトに欠けているんだ。とてもダイレクトで、まったくもって萎縮していない。そこが最高にいいんだ。僕にとってはとにかくとてもいい。ただ言われるがままというのだけは嫌だからね」。
アルバムの歌詞の大半は、この30年間デヴィッド・ギルモアとコラボレーションを行ってきた妻のポリー・サムソンが担当。ポリー・サムソンは『Luck and Strange』のテーマについてこう語る。「年老いていく身の視点から書いたもの。死の必然性が絶えずありました」。デヴィッド・ギルモアも更にこう語る。「僕たちはロックダウンの最中、そして、その後もその手のことを話し合ったり考えたりしながら、たくさんの時間を費やしたんだ」。ポリー・サムソンはチャーリー・アンドリューと仕事を共にする経験によって自由になれたとも言う。「彼は曲の内容を知りたがるし、その曲で演奏する全員が、歌詞の内容を演奏に反映させることを望み、それがとてもうまくいきました」。
アルバムは新曲8曲とともに、2000年代初期のインディー・デュオ、ザ・モンゴルフィエ・ブラザーズの「ビトウィーン・トゥー・ポインツ」の美しいリメイクを収録する。アートワークと写真は、高名なアーティスト、アントン・コービン (Anton Corbijn)によるもの。(1/2)
『Luck and Strange』で家族と仕事を共にしたことについて、デヴィッド・ギルモアはこう語る。「ポリーと僕は30年以上一緒に曲を書いてきたし、"フォン・トラップト"のライヴ・ストリーミングではロマニーの声やハープ・プレイの素晴らしい融合が見られた。僕たちはそれによって、僕がしがらみを感じていた過去の一部を捨て去って、それらのルールを投げうって、やりたいと感じるままにやろうという気になったんだ。実に楽しいよ」。(2/2)
構成数 | 1枚
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1.[LPレコード]【A面】
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1.Black Cat
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2.Luck and Strange
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3.The Piper's Call
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4.A Single Spark
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5.Vita Brevis
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6.Between Two Points - with Romany Gilmour
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【B面】
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1.Dark and Velvet Nights
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2.Sings
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3.Scattered
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チャーリー・アンドリューを共同制作者に据えた9年ぶりの新作。老いや死をモチーフにした歌詞に呼応する沈静した空気感や、娘のロマニーが歌う"Between Two Points"など家族の貢献がもたらした柔和さなどが絶妙に融和、繊細さとディープさを併せ持つ厳かな音世界を生み出している。リチャード・ライトが自由闊達に鍵盤を操る表題曲をハイライトに挙げたい。
bounce (C)桑原シロータワーレコード (vol.489(2024年8月25日発行号)掲載)
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