| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2024年04月25日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | クオン |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784910214610 |
| ページ数 | 224 |
| 判型 | 46変形 |
構成数 : 1枚
プロローグ/カン・テウン
アジアの美と映画『パラサイト』
1. ヤン・セウク
チャパグリの映画美学
2. チェ・キョンウォン
無秩序と秩序の対比によって表現された美しさと醜さの美学
3. キム・ヨンフン
映画『パラサイト』にみる感覚のディテールと韓国の特殊性
4. チャン・ジンソン
映画『パラサイト』における「象徴的なもの」の意味と役割
5. チェ・ギスク
映画『パラサイト』と嫌悪感情
―テクストはいかにして生活にあふれ出すか
6. カン・テウン
大邸宅の下女たちとパラサイト家族
7. キム・ヒョンミ
映画『パラサイト』の女性はいかにして「線」を越えるか
―階級主義の不安とジェンダー
訳者あとがき
アカデミー賞4冠に輝いた映画『パラサイト 半地下の家族』から
アジアの美に迫る、七つの新たな視座
研究者グループ「アジアの美探検隊」が、映画『パラサイト 半地下の家族』を美術史・建築美学・人類学・映画学・文学といったさまざまなアプローチで分析した一冊。
ともすれば韓国の観客だけが理解できる「土着性」の強い作品に思える『パラサイト』だが、現実の再現プロセスを通じて世界中の人々が共鳴して感動し、カタルシスを感じられる作品として誕生した。
この映画に秘められた再現の力を分析することにより、韓国の、ひいてはアジアの美を理解するための、新たな視座を見出すことができる。

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