商品の情報
フォーマット |
書籍 |
---|---|
構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
新書 |
発売日 |
2024年06月07日 |
---|---|
規格品番 |
- |
レーベル |
|
ISBN |
9784480684868 |
版型 |
新書 |
ページ数 |
208 |
商品の説明
調査は聞くこと、分析は考えること、理論は表現すること
社会学をはじめるための、3つの基礎を身につける
社会学は、みんなにとって大事なことについて、しっかりしたデータにもとづいて考え、それを表現する営みです。
・自殺を少なくするにはどうすればいいだろうか?
・どうしたら、みんなにとって居心地のよい職場ができるだろうか?
・災害からの復興って、何がゴールなのだろうか?
社会学は、たとえばこんな問題に取り組んできました。
さあ、次はあなたの番です。この社会の複雑な問題をなんとかしたいと思ったら、社会学があなたの力になります。
作品の情報
収録内容
構成数 | 1枚
第1章 世界は意味に満ちあふれている――やっかいな問題としての社会
社会は二重に複雑/社会は意味から成り立っている/意味は言葉で成り立っている/やっかいな問題/社会問題に解決はない/社会は存在するの?/デュルケムの「社会的事実」/社会と社会学の共進化/社会学は社会主義/社会学は社会の解決力を擁護する/社会をプロセスとして考える/固定的な見方を解きほぐす
第2章 社会学って何だ?――みんなで規範の物語を作るいとなみ
飯島伸子の「被害構造論」/社会学は対話から成り立っている/社会学は社会の外に出られない/社会学は規範的な学問/規範を前面に出した「サードブレイス」論/意味は身体的な行為の中から生まれる/共同の規範をつくるいとなみとしての社会学/環境問題はどう解決できるかという問い/ヒントとしての順応的管理/順応的なプロセスとしての社会学
第3章 聞くことこそが社会学さ――対話的な社会認識としての調査
意味を集める/ソロモン諸島の経験から/対話的に社会認識が進む/対話の試行錯誤/社会学は全体性を手放さない/インタビューは認識を更新するプロセス/ライフストーリーを聞く/個人の中の複雑な社会を聞く/観察という「聞く」/文献・資料調査という「聞く」/統計調査という「聞く」/アンケート調査という「聞く」/アンケート調査にも対話プロセスが必要/社会学は「聞く」の組み合わせ
第4章 社会学は泥臭い分析技法を手放さない――圧縮して考える
データ集めと分析は同時並行/分析の基本は「圧縮」/数値化という圧縮/コード化という圧縮/図表化という圧縮/図表化することで気づく/見通しをよくして考える/四つの分析パターン/被災住民調査から/分類・傾向・比較・関係/広義の比較に意味がある/演繹と帰納/アブダクションという推論方法/いいアブダクションのためにはいい圧縮を
第5章 理論って何だ?――表現の技法としての理論と物語
言葉で表現するということ/「感情労働」論のインパクト/ソロモン諸島研究の理論化/いろいろな水準の理論がある/グランド・セオリーより中範囲の理論/理論とは共同で考えるためのフレームワーク/欠如モデルに陥らないために/冗長性をもった理論と物語/理論・物語としての記述/関係性まで描き出す厚い記述/理論を利用する
第6章 みんなソシオロジストになればいいのに――人びとの共同のいとなみとしての社会学
「協議会」の失敗/合意形成の困難/社会学実践をしよう/聞くことが基本的な姿勢/対話を継続し蓄積する/共同で分析し提言する/社会学することの喜び
社会は二重に複雑/社会は意味から成り立っている/意味は言葉で成り立っている/やっかいな問題/社会問題に解決はない/社会は存在するの?/デュルケムの「社会的事実」/社会と社会学の共進化/社会学は社会主義/社会学は社会の解決力を擁護する/社会をプロセスとして考える/固定的な見方を解きほぐす
第2章 社会学って何だ?――みんなで規範の物語を作るいとなみ
飯島伸子の「被害構造論」/社会学は対話から成り立っている/社会学は社会の外に出られない/社会学は規範的な学問/規範を前面に出した「サードブレイス」論/意味は身体的な行為の中から生まれる/共同の規範をつくるいとなみとしての社会学/環境問題はどう解決できるかという問い/ヒントとしての順応的管理/順応的なプロセスとしての社会学
第3章 聞くことこそが社会学さ――対話的な社会認識としての調査
意味を集める/ソロモン諸島の経験から/対話的に社会認識が進む/対話の試行錯誤/社会学は全体性を手放さない/インタビューは認識を更新するプロセス/ライフストーリーを聞く/個人の中の複雑な社会を聞く/観察という「聞く」/文献・資料調査という「聞く」/統計調査という「聞く」/アンケート調査という「聞く」/アンケート調査にも対話プロセスが必要/社会学は「聞く」の組み合わせ
第4章 社会学は泥臭い分析技法を手放さない――圧縮して考える
データ集めと分析は同時並行/分析の基本は「圧縮」/数値化という圧縮/コード化という圧縮/図表化という圧縮/図表化することで気づく/見通しをよくして考える/四つの分析パターン/被災住民調査から/分類・傾向・比較・関係/広義の比較に意味がある/演繹と帰納/アブダクションという推論方法/いいアブダクションのためにはいい圧縮を
第5章 理論って何だ?――表現の技法としての理論と物語
言葉で表現するということ/「感情労働」論のインパクト/ソロモン諸島研究の理論化/いろいろな水準の理論がある/グランド・セオリーより中範囲の理論/理論とは共同で考えるためのフレームワーク/欠如モデルに陥らないために/冗長性をもった理論と物語/理論・物語としての記述/関係性まで描き出す厚い記述/理論を利用する
第6章 みんなソシオロジストになればいいのに――人びとの共同のいとなみとしての社会学
「協議会」の失敗/合意形成の困難/社会学実践をしよう/聞くことが基本的な姿勢/対話を継続し蓄積する/共同で分析し提言する/社会学することの喜び
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