フォーマット |
SHM-CD |
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構成数 |
2 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2024年06月14日 |
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規格品番 |
UICY-80488 |
レーベル |
|
SKU |
4988031651810 |
1974年に収録され、新たにミキシングを施されたスタジオ・ライヴ音源。
未発表トラック、多数収録。
●デヴィッド・リッチフィールド監督の下、4日間で撮影/レコーディングされた音源。
●このアルバムには同プロジェクトのためにデザインされたオリジナルのアートワークが使用され、当時は公開されずじまいとなったこの映像作品のテレビ局への売り込み用のパンフレットも付属。
●このパッケージにはカメラの回っていないところで録音された追加トラックも併録される。
ポール・マッカートニー&ウイングス『ワン・ハンド・クラッピング』 参加メンバー:
ポール・マッカートニー:ヴォーカル、ベース、ピアノ、電子ピアノ、ハモンド・オルガン、チェレスタ、ハーモニウム、アコースティック・ギター
リンダ・マッカートニー:モーグ、電子ピアノ、メロトロン、タンバリン、バック・ヴォーカル
デニー・レイン:ヴォーカル、エレキ・ギター、アコースティック・ギター
ジミー・マカロック:エレキ・ギター、バック・ヴォーカル
ジェフ・ブリトン:ドラム
ゲスト:タキシード・ブラス・バンド、ハウイー・ケイシー
オーケストラ指揮:デル・ニューマン
プロデュース:ポール・マッカートニー
<日本盤のみ>
歌詞対訳付
SHM-CD仕様
構成数 | 2枚
合計収録時間 | 01:24:06
01.ワン・ハンド・クラッピング *
02.ジェット *
03.ソイリー *
04.C・ムーン/リトル・ウーマン・ラヴ *
05.メイビー・アイム・アメイズド(恋することのもどかしさ) *
06.マイ・ラヴ *
07.ブルーバード *
08.レッツ・ラヴ *
09.オール・オブ・ユー *
10.アイル・ギヴ・ユー・ア・リング *
11.バンド・オン・ザ・ラン *
12.007死ぬのは奴らだ *
13.1985年 *
14.ベイビー・フェイス *
[Disc 2]
01.レット・ミー・ロール・イット **
02.ブルー・ムーン・オブ・ケンタッキー
03.パワー・カット
04.ラヴ・マイ・ベイビー
05.レット・イット・ビー
06.ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード/レディ・マドンナ
07.ジュニアズ・ファーム
08.サリー・G
09.トゥモロウ
10.ゴー・ナウ
11.ワイルド・ライフ
12.ハイ・ハイ・ハイ
*=2010年『バンド・オン・ザ・ラン』アーカイヴ・コレクションDVDに収録
**=アーカイヴ・コレクションにボーナス音源として収録
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1.[SHM-CD]
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1.ワン・ハンド・クラッピング00:02:15
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2.ジェット00:04:00
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3.ソイリー00:03:56
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4.メドレー C Moon / リトル・ウーマン・ラヴ00:03:20
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5.メイビー・アイム・アメイズド(恋することのもどかしさ)00:04:56
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6.マイ・ラヴ00:04:15
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7.ブルーバード00:03:29
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8.レッツ・ラヴ00:01:11
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9.オール・オブ・ユー00:02:04
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10.アイル・ギヴ・ユー・ア・リング00:02:06
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11.バンド・オン・ザ・ラン00:05:21
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12.007死ぬのは奴らだ00:03:27
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13.1985年00:05:51
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14.ベイビー・フェイス00:01:56
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2.[SHM-CD]
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1.レット・ミー・ロール・イット00:04:29
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2.ブルー・ムーン・オブ・ケンタッキー00:03:06
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3.パワー・カット00:01:33
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4.ラヴ・マイ・ベイビー00:01:15
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5.レット・イット・ビー00:01:03
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6.メドレー ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード / レディ・マドンナ00:02:11
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7.ジュニアズ・ファーム00:04:19
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8.サリー・G00:03:30
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9.トゥモロウ00:02:14
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10.ゴー・ナウ00:03:36
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11.ワイルド・ライフ00:04:33
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12.ハイ・ハイ・ハイ00:03:57
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久しぶりに訪れた福岡店で、目に留まった線画のとてもシンプルなジャケットに惹かれて、気が付いたらレジに運んでいた。
本作は1974年の既発表曲中心のスタジオ録音盤だが、映画『Let It Be』への再挑戦というよりは、ツアーに向けたリハーサルのような雰囲気を感じる。ビートルズ時代のように演奏を途中で止めてしまうこともなく(実際は録り直しもあったのだろうが)、全ての楽曲を完奏している。
そんな、いわゆる一発録りを聴いて個人的に想ったのが、かつて噂されていた『Red Rose Speedway』のダブル・アルバム化構想だ。次の『Band On The Run』はグループ制作されたアルバムだったので『Red Rose …』とは色調が大きく異なっており、トラックの共有などは想像し難い。一方、2枚組のために当時のシングル盤オンリーの楽曲(B面を含む)をかき集めるというやり方をポールは好まない。
そんな個人的な疑問に答えてくれたのが『Red Rose …』のデラックス版でボーナス収録されていた未発表音源だったが、どれも完成度が低く、心を揺さぶるようなクオリティとは程遠い代物だった。たぶん、どれもサンプル素材のレベルだったのかもしれない。
ところが今回、本作収録の未発表曲を聴いてみて驚いた。どれもレコードとして出せるレベルまでに仕上げられていたからだ。これなら、お蔵入りしていたサンプル素材も、磨き上げればしっかりとした楽曲として完成するのかもしれない、そんな期待を抱かせてくれた。根拠などはない。だが、もしもメンバーの離脱がもう少し後だったら、錬金術師ポールであれば、赤いバラのレース場をダブル・トラックの豪奢な重層構造に仕上げることは容易いことだったのかもしれない。バンドがアフリカの荒野を駆けていたかどうかは別として…。
本作は、そんな景色さえ見せてくれたタイム・カプセル盤だった。
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