ロンドンのファミリー・バンド、キティ・デイジー&ルイスの次女キティがソロ・デビュー!ソウル、ブルース、ロックンロールなどを基盤とする、ソリッドなサウンド、キャッチーなメロディ、気風のいい歌声、すべてが最高に痛快な会心のデビュー・アルバム! (C)RS
JMD(2024/06/01)
ロンドンのファミリー・バンド、キティ・デイジー&ルイスの次女キティがソロ・デビュー!ソウル、ブルース、ロックンロールなどを基盤とする、ソリッドなサウンド、キャッチーなメロディ、気風のいい歌声、すべてが最高に痛快な会心のデビュー・アルバム!
キティ・リヴは、とても幼い頃から世界中の音楽愛好家を熱狂させてきたファミリー・バンド、キティ・デイジー&ルイスの共同リーダーを務めている。バンドは何度も世界ツアーを行い、エイミー・ワインハウス、マーク・ロンソン、コールドプレイといったファンを獲得してきた。彼女は現在、これまでとはまったく異なる方向性を示すソロ・アルバム・プロジェクトに取り組んでいる。ソングライター、プロデューサー、マルチ・インストゥルメンタリストとして、キティは、エリカ・バドゥやディアンジェロからアル・グリーン、ブルース・レジェンド、ハウリン・ウルフにいたるまで、より幅広い彼女が影響を受けた人たちと共鳴して、ソウル、ゴスペル・ブルース、ロックンロールの根源的な深みを呼び起こす個人的な曲の数々を生み出している。ギター、ピアノ、バンジョー、ドラム、アップライト・ベース、ハーモニカを演奏することができる彼女だが、ソロ・プロジェクトでは厳選したミュージシャンを率い、自分自身の曲を歌っている。バンドと一緒でも、ソロでも、キティのライヴ・パフォーマンスはオリジナル曲のスリリングなミックスを約束し、ソリッドなグルーヴと魅力的なメロディに満ちあふれ、オーディエンスを正真正銘の本物を目撃したような気分にさせる。彼女の新しい冒険は、シンガーであり、高度なスキルを持つマルチ・インストゥルメンタリストが、これまで未知の音楽領域に足を踏み入れることを意味している。彼女のデビュー・アルバムが、今まさに解き放たれようとしている。
発売・販売元 提供資料(2024/05/30)
ハニー・コーンの往年の名曲を連想させるノーザン・ダンサー"Nothing On My Mind(But You Babe)"をはじめ、70sソウル趣味を大きく開陳したキティ・デイジー&ルイスの次女による初ソロ作。先行シングルを耳にしたときから感じていたが、各曲のクオリティは相当高く、ネオ・ソウル風味を織り交ぜたグルーヴィー・チューンから小粋なシャッフル系や渋いゴスペル・ブルースまで淀むところが皆無な秀作となっている。湧き出すアイデアを次々形にしていこうとする熱量がダイレクトに伝わってくるところも魅力的だし、艶めかしさが迸る歌いっぷりも上々。新たな支持層を獲得することは確実だ。
bounce (C)桑原シロー
タワーレコード(vol.488(2024年7月25日発行号)掲載)