Jozef Skrzek(b/key/vo)、Apostolis Anthimos(g)、Jerzy Piotrowski(drs/perc)により'71年結成、解散/活動停止を挟みつつ現在も活動を続けるポーランドのプログレッシヴ・ロックシーンを代表する名バンド、'19年にLPフォーマット限定でポーランド:GAD Recordsよりリリースされていた、'77年3月のスタジオ・セッション音源を収録した発掘盤がCDフォーマットにて'24年再発!
本作にはワルシャワのドキュメンタリー映画スタジオ:Wytwornia Filmow Dokumentalnychよりサウンドトラックの制作を依頼されたバンドが'77年3月に録音した楽曲を収録。この録音は元々'06年にMetal Mind Productionsから発売されたコンピレーション・ボックス『LOST TAPES VOL.2』に『OGNISTE KOLO』のタイトルで収録されておりましたが、既にボックスは廃盤となって久しく、ファンにとっては待望のCDフォーマットでの再発となります。
サントラ用として録音されたものではありますが、同時に当時のSBBのステージを強く反映させた内容ともなっており、Jozefによるエレピとストリングス系のシンセが儚く夢想を描く"Motyw szkarlatny"、大曲"Odejscie"の中間部に組み込まれたクールなジャズ・ファンクナンバー"Podejscie" 初期の作風への揺り戻しも見られるヘヴィなアンサンブルが聞き応え十分の"EGAH"、後に"Freedom With Us"へと発展してゆくメロウなキーボード・シンフォ"Wiosenna preria"など、彩り豊かな内容と演奏の良さに加えて、『SBB (WOLANIE O BRZEK SZKLA)』『FOLLOW MY DREAM』の前段階/草案としての資料的な価値も高く、少々マニアックな内容ながらファンは見逃せない発掘作です!
ボーナストラックとして、同じく'77年3月のスタジオ・セッション音源より"Glebia morska"Wibrujaca pozytywka"Jutrzenka"Wiosna II - W droge"を追加収録。マスターはオリジナル・マスターテープを基にしたリマスタリング音源を使用。
発売・販売元 提供資料(2024/05/20)