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山本宏務写真集「晴れの日と常の日と」

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フォーマット 書籍
発売日 2013年12月10日
国内/輸入 国内
出版社春夏秋冬叢書
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784901835411
ページ数 216

構成数 : 1枚

【奥三河人】 風景と暮らし
【祭人】 演じる人や見物人
【豊川人】 農業を中心に
【海人】 漁業に携わる人々
【島人】 島に生きる人々
【源人】 モノクロ写真時代の人々
山本宏務の人と作品 星野昌彦
あとがき
撮影付記

  1. 1.[書籍]

村々を撮り続けて四十年。
ここには、村人の春夏秋冬、喜怒哀楽がある。
そこには、ゆったりした時間が流れている。

四季折々の風景もさることながら、それぞれの暮らしがあり、民俗芸能の宝庫でもあります。
約30年にわたり東三河を撮り歩いてきた中から、写真集「晴れの日と常の日と」は、東三河に住む人々を中心にまとめています。
山本宏務

山本宏務の写真には「ゆったりした時間」が流れている。
稲の刈り入れの終った千枚田の一部が、逆光で写し出されている。
先祖代々、ここに住んでいる人々の手によって、一つずつ組まれていった石垣が三段見えているが、それが陽に翳っている。水田には、水は一滴もなく、乾ききっていて、晩秋の陽ざしが、射しこんでいる。
写真の真中より、すこし上、やや左寄りに。農婦が二人、作業帽をかぶり、後姿を見せ、石垣に座り、山の麓の枯草を眺めながら、何やら話をしている。農婦二人の距離感が絶妙である。
話の内容は、当然のことながら、写真を眺めている私たちには、わからないはずなのに、しばらくこの写真を前にしていると会話の内容が聞こえてくるような気がする。
農婦二人の距離が、これ以上、近付くと噂話にまつわる世間話でもしているのかも知れないという通俗的な思いが、かすかに浮かんでくる。
農婦二人の距離が、これ以上、離れると、おたがいの声が聞きとりにくくなり、会話は成り立たないことになる。
農婦二人の距離は、これ以上、近くても、これ以上、遠くても成り立たない。まさに絶妙の距離と言えよう。
会話の内容は、何ほどのことでもない日常茶飯事のごくありふれた事柄に違いない。おたがいに、ことばのやりとりをしているに過ぎない。
心にわだかまりなど、微塵もない。ひねもす会話をしながら、心も体も慰められて行くのであろう。
この写真の主題をひとことばで言えば、〈ゆったりした時間〉ということになろう。
俳人 星野昌彦

作品の情報

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著者: 山本宏務

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