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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2024年04月26日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 八木書店 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784910672175 |
| ページ数 | 250 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
はじめに
第1章 宮沢賢治の地平を歩く―様々な実践を通して―
1 賢治文学の魅力―常葉橘高校での実践を踏まえて―
2 「雲の信號」と「稲作挿話」
3 「告別」にこめた賢治の決意―修文大学での講義を含めて―
4 宮沢清六氏との出会い―宮沢家の居間にて―
5 現代に生きる賢治作品―愛知県立芸術大学生たちの試み―
第2章 『なめとこ山の熊』論―物語世界からの救済―
はじめに
1 『なめとこ山の熊』から読み取れる現実のヒエラルキー
2 弱肉強食の摂理
第3章 『セロ弾きのゴーシュ』論―「開示悟入」をキーワードに―
1 ゴーシュの背景
2 法華経の存在
3 動物たちの役割と背景
4 法華文学の創作の理想を求めて
第4章 宮沢賢治の挑戦―超現実の陰影を求めて―
1 超現実の仕組みと賢治作品
2 ユーモアと超現実
3 『銀河鉄道の夜』解題I―賢治と超現実―
4 『銀河鉄道の夜』解題II―鳥を捕る男―
5 エクリチュールの行方
資料 (論文 宮沢賢治研究1―大正4年から大正10年に至る賢治の信仰心の変遷を中心に―
A Study of Kenji-Miyazawa No.1)
おわりに
宮沢賢治略年譜
『春と修羅』刊行から100年、賢治文学の神髄に迫る。30年の間に試みた花巻でのフィールドワークと宮沢清六(賢治の弟)さんへの聞き取りを基礎にしたもの。なめとこ山の熊論、セロ弾きゴーシュ論、宮沢賢治の挑戦、資料「宮沢賢治研究I」などから構成、「法華経」をキーワードに賢治作品の核心に触れる渾身の一冊。

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