クラシック

シューベルト&デシャトニコフ

パヴェル・コレスニコフ、サムソン・ツォイ

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商品の情報

フォーマット	CD
構成数	1
国内/輸入	輸入
パッケージ仕様	-

発売日	2024年07月05日
規格品番	HMM902716
レーベル	Harmonia Mundi
SKU	3149020950791

作品の情報

メイン

ピアノ

：

パヴェル・コレスニコフ

、サムソン・ツォイ

その他

作曲

：

フランツ・シューベルト

、レオニード・デシャトニコフ

オリジナル発売日

：

2024年

商品の紹介

学生時代からのデュオによる
シューベルトとデシャトニコフ

"衝撃的な親密さ"(ガーディアン)と称される、学生時代から公私ともにパートナーであるピアノ・デュオ、コレスニコフとツォイがハルモニアムンディから登場。ふたりはこれまでにもオールドバラ音楽祭をはじめ出演多数、2024年にはカーネギーホール、ロッテルダムのデ・ドーレン、そしてベルリンのコンツェルトハウスでデビュー。コレスニコフはBBCプロムスにもたびたび登場、オーケストラと協奏曲の演奏も多数、2020/21のシーズン、ウィグモア・ホールのアーティスト・イン・レジデンスを努めました。ツォイはLPOとベートーヴェンの協奏曲を演奏するなど、やはりソリストとしても活躍しています。

デシャトニコフ(1955-)はクレーメルが積極的に作品を紹介し、おなじみとなった作曲家。周辺の民謡や伝承音楽に興味を持ち、その可能性を現代音楽の世界に生かしてバルトークの技法をさらに推し進めた作風を確立しようとしています。この「Trompe-l'oeil(だまし絵)」は、シューベルトの幻想曲へのエコーとして作曲されており、クールさと感情的な衝動が対位法のように複雑にからみあった作品です。シューベルト2作品の完成度は比類ないものがあります。今後の活躍にも注目したいふたりです。
キングインターナショナル

発売・販売元提供資料（2024/05/15）

収録内容

構成数 | 1枚

合計収録時間 | 01:07:58

【曲目】
シューベルト:ハンガリー風ディヴェルティメント D818 op.54
デシャトニコフ(b.1955):Trompe-l'oeil (だまし絵)
シューベルト:幻想曲ヘ短調 D940 op.103

【演奏】
パヴェル・コレスニコフ&サムソン・ツォイ(ピアノ/YAMAHA CFX使用)

【録音】
2023年11月、グスタフ・マーラー・ホール(イタリア)

1.

[CD]
- 1.
  
  Divertissement a la hongroise in G minor D. 818, Op. 54~I. Andante
- 2.
  
  Divertissement a la hongroise in G minor D. 818, Op. 54~II. Marcia. Andante con moto
- 3.
  
  Divertissement a la hongroise in G minor D. 818, Op. 54~III. Allegretto
- 4.
  
  Trompe-l‘?il
- 5.
  
  Fantasie in F minor D. 940, Op. 103~I. Allegro molto moderato
- 6.
  
  Fantasie in F minor D. 940, Op. 103~II. Largo
- 7.
  
  Fantasie in F minor D. 940, Op. 103~III. Scherzo. Allegro vivace
- 8.
  
  Fantasie in F minor D. 940, Op. 103~IV. Finale. Allegro molto moderato

レビュー

ピアノでこれほど粒立ちのよい静寂な澄んだ音を奏でられるものなのか!と驚かされる。連弾でありながらまるで一人で演奏しているようにしか思えないのは、二人の芸術の方向が一致しているからこそなせる技だろう。緻密で恐ろしいくらい耽美的な《幻想曲》、リズム感が素晴らしく、ピアノの弦の上に布を置いて弾くなど凝ったサウンドの大曲《ハンガリー風ディヴェルティメント》と、シューベルト作品2曲のオマージュのようなデシャトニコフ作品を収録。因みに1989年生まれのコレスニコフはhyperionレーベルでのバッハ《ゴールドベルク変奏曲》は私見ではグールド以上に個性的な素晴らしい内容だった。
intoxicate (C)雨海秀和

タワーレコード（vol.171（2024年8月20日発行号）掲載）