シャインマスカットの種子

井乃頭蓄音団、6枚目のフルアルバム!メンバー脱退、コロナ禍を乗り越えて遂に完成!今作はレコーディング方法にこだわった、スタジオ録音と、神保町試聴室での生々しくアコースティックな一発録音にて収録した音源を収録。初めてメンバーがミックスを担当したこともあり、バンドの魅力を様々な角度から楽しめる一枚に仕上がった。 (C)RS

井乃頭蓄音団6枚目のフルアルバム!
メンバー脱退、コロナ禍を乗り越えて遂に完成!

今作はレコーディング方法にこだわった、スタジオ録音と、神保町試聴室での生々しくアコースティックな一発録音にて収録した音源を収録。初めてメンバーがミックスを担当したこともあり、バンドの魅力を様々な角度から楽しめる一枚に仕上がった。
レコーディングには、ライブでのレギュラーメンバーである谷口雄(キーボード)、宮下広輔(ペダル・スチール・ギター)に加え、森信行(ドラム・ex.くるり)、利光辰月(ドラム)、谷崎航大(ヴァイオリン・THEラブ人間)、齊藤ジョニー(バンジョー)、増村和彦(パーカッション)、井上佳子(コーラス・ENTHRALLS / ist)が参加。
飯塚晃弘、谷崎航大による録音、木村健太郎(kimken studio)によるマスタリングで生まれた、新しい井乃頭蓄音団サウンドを是非聴いてください。
そして、写真のように見えて実は手描きというシャインマスカットが印象的なアートワークは、レキシのグッズなどを手がけるn uma(ヌマ/スタヂオ湿地帯)が担当。こちらも必見です!

【ヒロヒサカトー(Vo/Gt)コメント】
「ある日、閉館前の山の上ホテルで、壁に掲げられた高見順の詩と出会った。
それは、胸にある悲しみを「葡萄の種子」に例えた、生きるために必要な願いのようだった。
葡萄の種子が悲しみならば、シャインマスカットの悲しみはどこへ行ってしまったのだろう?家族に見せるのは憚れるような、他人様にとっては取るに足りないであろう悲しみが、自分にはどうしても大切に思われる。そういう心は世間から隠してしまいがちだけど、どこかへ消し去ってしまうのも不健康だ。
だから人が昔からそうしてきたように、憂鬱は歌にして、少しだけ明日に期待しながら生きていきたい。
そんな願いを込めたアルバムになりました。ぜひ聴いてください。」

また、今回のリリースに向けて、大貫(Ba)の師匠であり、二人が尊敬する湯川トーベン氏からお祝いのコメントをいただきました。

【湯川トーベンコメント】
「イノチクがヒロヒサ&ヌッキーの二人組になって初のアルバム、おめでとう!
メンバーが抜けてどうするのかなあと思っていたら、名前もそのままで二人で続ける、と聞いて「お～こいつらやるなあ!」とバンドマン魂を感じました。
この新譜もそんな二人の想いが沢山×2詰まってます。そりゃ～嬉しいよね!
追伸:ヒロヒサ&ヌッキーへ おれもイノチクファンだよ。」