ポスト・メタル/オルタナティヴ界の頂点、Aaron Turner(G/Vo: ISIS/OLD MAN GLOOM他)率いるSUMACの最新スタジオ・アルバム。近作『Love In Shadow』(2018)『May You Be Held』(2020)で顕著な、ヘヴィロックを分子レベルまで解体した上で再構築した楽曲とアレンジが本作でも光る。往年のプログレッシヴ・ロック並みの緊迫感と瞬発力が、最先鋭ヘヴィロック/ポスト・メタルの頂点の名に相応しく昇華された。Brian Cook(B: RUSSIAN CIRCLES/BOTCH)とNick Yacyshyn(Ds: BAPTISTS)というヘヴィロック界屈指の剛腕メンバーでのトリオ編成は健在で、アンサンブルはこれまで以上に鉄壁だ。 (C)RS
JMD(2024/04/19)
ヘヴィロックを分子レベルまで解体/再構築
緊迫感と爆発力が研ぎ澄まされた全76分!
■ポスト・メタル/オルタナティヴ界の頂点、Aaron Turner(G/Vo: ISIS/OLD MAN GLOOM他)率いるSUMACの最新スタジオ・アルバム。
■近作『Love In Shadow』(2018)『May You Be Held』(2020)で顕著な、ヘヴィロックを分子レベルまで解体した上で再構築した楽曲とアレンジが本作でも光る。往年のプログレッシヴ・ロック並みの緊迫感と瞬発力が、最先鋭ヘヴィロック/ポスト・メタルの頂点の名に相応しく昇華された。Brian Cook(B: RUSSIAN CIRCLES/BOTCH)とNick Yacyshyn(Ds: BAPTISTS)というヘヴィロック界屈指の剛腕メンバーでのトリオ編成は健在で、アンサンブルはこれまで以上に鉄壁だ。
■今回レコーディングを手掛けたのはScott Evans。主にヘヴィロックのフィールドでディープ且つ丁寧な仕事振りで知られるレコーディング・エンジニアであり、自らもNEUROSIS直系のバンドKOWLOON WALLED CITYを率いるミュージシャンでもある。SUMACのライヴ音響エンジニアを務める中で築き上げてきた関係性がレコーディングでも身を結び、自由度の高いSUMACのパフォーマンスを捉え切ることに成功した。本編全4曲76分でその手腕が冴え渡る。
■日本盤のみボーナス・トラック収録。
発売・販売元 提供資料(2024/04/16)
元アイシスのアーロン・ターナー率いるトリオの5作目は、結成10周年の節目を飾るのに相応しい超強力作だ。ポスト・メタル/スラッジ・メタルを煮込んだオーガニックなグルーヴは時に激しく、時に静かに突き進み、ここぞ!という場面でピークに達する緊張感は圧巻。全4曲76分、そのうち2曲が約25分に及ぶ大作だが、不定形なヘヴィー曼陀羅はクセになる。
bounce (C)荒金良介
タワーレコード(vol.488(2024年7月25日発行号)掲載)