夏に溶けてく至福のファルセット・ソウル・アルバム!
ドラン・ジョーンズ&ジ・インディケーションズのドラマー兼ヴォーカルとして活躍しつつ、'21年のソロデビュー作「Introducing…」が絶賛されたアーロン・フレイザーの2作目。新たに居を移した西海岸の青空に溶けていくようなファルセット・ヴォイスによるブリージーでロマンティックで少し気怠いソウル/R&B・チューンにメロメロになる名作。Hi-Fiveをサンプリングした「Fly Away 」、チリのシンガーCancamusaをフィーチャーしたキュートなトロピカル・ソウル「Dime」などこの夏の必聴盤!
タワーレコード(2024/07/05)
LAのシンガー、ソングライター、マルチインストゥルメンタリストで、ドラン・ジョーンズ&ジ・インディケーションズのドラマー/共同ヴォーカル、アーロン・フレイザー。アレックス・グースを共同プロデューサーに起用し、ヒップホップ的なメンタリティを核として作り上げたセカンド・アルバム『イントゥ・ザ・ブルー』をデッド・オーシャンズよりリリース。
ロサンゼルスを拠点に活動するシンガー、ソングライター、マルチインストゥルメンタリストで、高い評価を得ているグループ、Durand Jones & the Indicationsのメンバー、Aaron Frazerが、セカンド・ソロ・アルバム『Into the Blue』をDead Oceansからリリースする。
『Into the Blue』は絶賛された2021年のデビュー・アルバムに続く作品となる。アルバムでは、ソウル、サイケデリア、スパゲッティ・ウエスタン、ディスコ、ゴスペル、ヒップホップが大胆にブレンドされ、Frazerの音の才能の広がりが印象的に表現されている。「このアルバムは、アーティストとしての僕の最も明確な肖像だ」とFrazerはアルバムについて語り、ファルセットとクラシックなソングライティングはそのままに、ヒップホップ的なメンタリティを核として、ジャンルやプロダクション・テクニックを織り交ぜながら、『Into The Blue』を今の時代にしっかりと根付かせた。『Into TheBlue』は失恋から生まれた。長い交際に終止符を打った後、Frazerはブルックリンからロサンゼルスに移り住み、悲しみ、孤独、癒しの探求というアルバムのテーマに反映された旅に出た。そして、グラミー賞受賞者のAlex Goose(Freddie Gibbs、Madlib、Brockhamptonといったヒップホップ・アーティストとのコラボレーションで知られる)をアルバムの共同プロデューサーに起用。90年代のR&Bグループ、Hi-Fiveのような予想外のソースからサンプルを集め、レコードで初めて実験的な試みを行い、作品を完成させた。
発売・販売元 提供資料(2024/04/17)
LAのシンガー、ソングライター、マルチインストゥルメンタリストで、ドラン・ジョーンズ&ジ・インディケーションズのドラマー/共同ヴォーカル、アーロン・フレイザー。アレックス・グースを共同プロデューサーに起用し、ヒップホップ的なメンタリティを核として作り上げたセカンド・アルバム『イントゥ・ザ・ブルー』をデッド・オーシャンズよりリリース。 (C)RS
JMD(2024/04/17)
インディケーションズのドラマーも務めるレトロ・モダンなシンガーのソロ2作目。アレックス・グースがメイン制作者となる今回は、得意の70s風スウィート・ソウルをはじめ、弾むようなロックン・ソウル、AOR、ディスコ路線など多彩だが、甘いハイ・テナー~裏声で孤独や内省を繊細に歌う作法は一貫している。ハイ・ファイヴ"Fly Away"使いの90s R&Bな同名曲が最高。
bounce (C)林剛
タワーレコード(vol.487(2024年6月25日発行号)掲載)