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イスラームからヨーロッパをみる 社会の深層で何が起きているのか

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フォーマット 書籍
発売日 2020年07月20日
国内/輸入 国内
出版社岩波書店
構成数 1
パッケージ仕様 新書
SKU 9784004318392
ページ数 282
判型 新書

構成数 : 1枚

はじめに


序章 ヨーロッパのムスリム世界 ヨーロッパに暮らすムスリム/ベルリン、クロイツベルクの変化/シリアなど多様なアラブの人たちの街/移民の街、パリ/東ヨーロッパのムスリム/ボスニアとコソボ



1章 女性の被り物論争

1 ムスリム女性の被り物をめぐって
フランスのブルカ禁止法/「これみよがし」か、「押しつけがましい」か/「被り物」はなぜ増えたのか/軍と格差/ヨーロッパ社会は、被り物の何を拒否するのか?

2 政教分離と被り物
日本での政教分離/ライシテとは、何か/ヨーロッパ全体の潮流に

3 ヨーロッパ各国での状況
イギリス/ドイツ/フランスとベルギー/デンマーク/オランダ/オーストリア/イタリアとスペイン/スウェーデン/ノルウェーとフィンランド/誤認による排除

〔コラム〕 表現の自由をめぐる論争



2章 シリア戦争と難民

1 難民危機
イスラームとの断絶/国家秩序の崩壊と難民の奔流/二〇一五年だけが難民危機の年ではない/二〇一五年九月、エーゲ海岸の街にて/ドイツへ/ドイツ社会はどのように認識していたか/ダブリン規約の一時停止/スロベニアを通って/密航ルートで亡くなる人たち

2 難民問題の原点
隣国への難民の殺到/アサド政権と「アラブの春」/世界最悪の人道危機に陥ったシリア/アサド政権とは/カダフィー政権の末路からの教訓/ロシアとアメリカの代理戦争ではない/複雑化するアクター/イスラエルの関与/ロシアとトルコ、対立から協調へ

3 国際社会と難民
シリア戦争終結に向けて/難民なのか、移民なのか



3章 トルコという存在

1 難民を受け入れた国、トルコ
難民を受け入れる法制度/難民をトルコの人はどう思っているのか

2 トルコのEU加盟交渉は、なぜ途絶したのか
難民危機をめぐるトルコとの緊張/EUの要求/EU加盟交渉をいっそう困難にしたシリア内戦/作戦始まる/EUのパートナーだが/トルコがEUに加盟しようとした理由/EUの東方拡大とトルコの疎外/突然、キプロス承認問題を持ち出したEU/トルコのEU加盟と9・11

3 トルコの政治状況から読み解く
EUとキリスト教/建国して間もなく、「世俗国家」となった/イスラーム主義の台頭/クルド問題への取り組み/軍のあり方/批判を増幅させた大統領への権限集中/不可解なクーデタ未遂事件/エルドアン政権によるイスラーム・ポピュリズム/ムスリム弱者の側に立つことを鮮明にしたトルコ/ガザ支援船襲撃事件/トルコの存在



4章 イスラーム世界の混迷

1 「イスラーム国」とは何だったのか?
「イスラーム国」誕生/イスラームの考え方と異なる点/イスラームによる「国」とは/トランプ政権とアラブ諸国の関係/サウジアラビアは、なぜカタールと国交断絶したのか?/「アラブの春」がもたらした領域国民国家の崩壊/エジプトの民主化を見捨てた欧米諸国/ムスリムの想い/実は広範な支持を集めていた「イスラーム国」/カリフが存在しないこと

2 アメリカによる戦争
カルザイ大統領の言葉/双方は合意したが/「イスラーム国」を生んだアメリカの戦争

3 ヨーロッパと「イスラーム国」
なぜ「イスラーム国」の戦士となったか?/ムスリムとしての再覚醒/再覚醒にいたるプロセス/移民側の変化/ヨーロッパで生まれ育ったムスリム/寛容の終焉/転換点としてのロンドン同時多発テロ事件/ヨーロッパ諸国の変化



5章 なぜ共生できないのか

1 ヨーロッパ諸国の政治的な変動
オランダの「排外主義」の背景/ムスリム移民への差別/テオ・ファン・ゴッホ事件がもたらしたもの

2 ドイツ さまざまな立場からのイスラームへの対応
ドイツにおけるAfDの台頭/ドイツは、なぜ排外主義を容認するようになったか?/ライトクルトゥーア論争/「多文化主義」ではないドイツ/歓迎されないイスラームとの共生

3 イスラームとヨーロッパ
同化主義の失敗/多文化主義の限界/ムスリムへの理解/相違の根源を知る



おわりに 共生破綻への半世紀
あとがき
関連年表

  1. 1.[書籍]

ヨーロッパとイスラームの共生は、なぜうまくいかないのか? シリア戦争と難民、トルコの存在、「イスラーム国」の背景。そしてムスリム女性が被るベールへの規制、多文化主義の否定など、過去二〇年間に起きたことを、著者四〇年のフィールドワークをもとに、イスラームの視座から読み解く。

作品の情報

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著者: 内藤正典

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