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環境を批評する 英米系環境美学の展開

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フォーマット 書籍
発売日 2020年08月31日
国内/輸入 国内
出版社春風社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784861106989
ページ数 336
判型 46

構成数 : 1枚

環境を批評する―英米系環境美学の展開

第1章 環境としての世界とその批評―英米系環境美学とはなにか
第1節 美学からの環境へのアプローチ
第2節 英米系環境美学のスタイル
第2章 知識による美的鑑賞の変容―カールソンの環境美学
第1節 ネイチャーライティングと環境批評家
第2節 知識によって支えられる環境批評
第3節 影を潜める主体―カールソンの達成点と問題点
第3章 諸説の再配置―環境批評理論としての評価
第1節 認知モデル/非認知モデル、そしてそのボーダーライン
第2節 環境の批評はできない―ゴドロヴィッチ、キャロル、バッドとフィッシャー
第3節 環境の批評する―サイトウ、バーリアント、ブレイディ
第4章 フレームをつくる―鑑賞対象の選択と参与の美学
第1節 バーリアントの参与の美学とその展開可能性
第2節 ミクロな変化のフレーミング―個別の活動と統括的活動
第3節 美的鑑賞の始まりはどこか―美的快の源泉としてのフレーミング
第5章 観光と居住―統括的活動とフレーミング
第1節 行って帰ってくる―観光と居住の円環構造
第2節 観光という統括的活動―ずれては重なるフレーム
第3節 居住という統括的活動―時間的厚みのあるフレーム
第6章 環境批評家とはだれか―美的判断の規範性
第1節 ブレイディによる規範性の再定義
第2節 コミュニケーションと規範の生成
第3節 批評家たちの協働―環境の漸進的な把握のために

参考文献

  1. 1.[書籍]

環境を美的に見ることはいかにして可能か?
環境の鑑賞は芸術鑑賞とどう異なるか?
同じ土地でも居住者と観光者で見方が違うのはなぜか?
なぜ私たちは環境について語り合うのか?
1970年代、環境保護思想の高まりとともに始まった英米系環境美学。
代表的な環境美学者であるカールソンを始めとするこれまでの学説を批評理論として読み直し、常に我々を取り巻き変化し続ける環境に対する美学的アプローチを考察する。

作品の情報

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著者: 青田麻未

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