世界的アーティストからもサポートを受ける気鋭の日本人プロデューサー、Fetus (フィータス)のファースト・アルバム『b1 b2 (ビーワン ビーツー)』が<TREKKIE TRAX>からリリース! (C)RS
JMD(2024/04/26)
世界的アーティストからもサポートを受ける気鋭の日本人プロデューサー、Fetus (フィータス)のファースト・アルバム『b1 b2 (ビーワン ビーツー)』がTREKKIE TRAXからリリース!
大阪府出身、神奈川県在住の「Fetus(フィータス)」はその才能が世界中から認められつつある気鋭のプロデューサー。
2022年にTREKKIE TRAXよりリリースした「Oyubi, Fetus - Earnin It 」をBen UFOがサポートしたことをきっかけに、BBC Radio 1やRinse.fm、NTS Radioなどでも彼の楽曲がヘビープレイされ、Noisia, London Elektricity, SHERELLEといったドラムンベースやジャングルシーンの名だたるDJからのサポートを受けた。Fetusは2000年生まれのプロデューサーであり、彼の音楽原体験は少年期にダンスを習っていたことから始まる。その時からダンスミュージックに触れていたが、同時にロックミュージックが好きだったこともあり、SkrillexやPendulumといったそれらの要素がミックスされたエレクトロニックミュージックを好んで聞いていた。その後は高校生になり、Alix Perezや、Ivy Labといった現在のFetusのルーツとなるようなアーティストを好んで聴くようになる。その影響もあり、16歳のころから楽曲制作をはじめ、当時関西に住んでいたプロデューサーであるSEKITOVAを中心に、パソコン音楽クラブや、in the blue shirtsらなどと交友を深め、様々なダンスミュージックへの造詣を深めることとなる。
自身が好んで聞いていたロックミュージックと近しいことから、ベースミュージック、とりわけドラムンベースに傾倒することとなり、2017年にCircus Osakaで開催されたdBrigeの来日公演に訪れた際に、ドラムンベースが軸となりながらも他ジャンルの要素を落とし込むスタイルに感銘を受け、現在のFetusの音楽性に大きな影響を与えることとなった。また彼特有の実験的な音像、空気感からは幼少期から聞いていたという日本のゲームミュージックの影響を多分に感じることができる。そういった唯一無二のバックグラウンドが、彼が世界中のダンスミュージックラバーを虜にする要因の一つとなっているだろう。「Fetus (日本語訳 : 胎児)」というアーティストネームは特定のダンスミュージックのジャンルと紐づかないよう、自身のサウンドは胎児のように何にも染まっていないことを表現するためにつけられた名前だという。 (1/2)
発売・販売元 提供資料(2024/04/24)
アルバムタイトルである「b1 b2 (ビーワン ビーツー)」もその由来に関連しており、Fetusがこの世で出会うことが出来なかった兄を b1(brother 1) 、Fetus自身を b2(brother 2)とし、二人の関係について考える中で制作されたという。本作は全体を通してドラムンベース、ジューク/フットワークを彷彿とさせるようなエクスペリメンタルかつ早いテンポの楽曲が多く収録されているが、どれも他ジャンルの要素が複雑に絡み合っており、いくつかはハードテクノやUKベースに重心を置いた楽曲も収録されている。表題曲でもある「Fetus - Object Resembling (オブジェクト リゼンブル)」では、Fetusらしい美しく浮遊感のあるメロディーラインとジューク/フットワーク的なビートがドラマチックに展開し、高揚感をもたらす壮大な1曲となっている。
それと相反すように「Blade(ブレイド)」や「Geometry(ジオメトリー)」ではオーソドックスでヘビーかつミニマルなドラムンベースを表現しているほか、TREKKIE TRAXからも過去にリリースした人気曲「Puddle(パドル)」「Dog Sleeper(ドッグ スリーパー)」「Receipts(レシート)」「Aquatic(アクアティック)」のリワークバージョンに加えて、盟友Oyubi(オユビ)」とのコラボレーション楽曲「Over Dub(オーバー ダブ)」などを収録し、これまでの自身のキャリアを総括するようなファーストアルバムとなっている。
また全てのアートワークも本作をイメージし、Fetus自身が描き上げた。メインビジュアルは、体内ではなく、外の世界にいる「胎児(Fetus)」を表現しており、自身の再スタートを表現するようなイメージとなっている。 (2/2)
発売・販売元 提供資料(2024/04/24)
世界で認められつつある才能が待望のアルバム・デビュー! Oyubiとの"Earnin It"(2022年)がベンUFOにサポートされ、BBC Radio 1やRinse.fmでも楽曲がプレイされたFetus(フィータス)は、大阪出身で2000年生まれのプロデューサー。ダンス経験からスクリレックスらの楽曲に親しみ、そこから傾倒していったというドラムンベースが本作でも攻撃的な主軸となる。一方でハード・テクノの"Magic Sphere"やジューク的な展開の"Object Resembling"もあって手捌きは多彩。人気曲"Receipts"のリワークなどで歩みを振り返る一面もあり、ファースト・アルバムとして申し分のない痛快作だ。
bounce (C)出嶌孝次
タワーレコード(vol.487(2024年6月25日発行号)掲載)