沖縄が生んだ伝説のジャズ・シンガー与世山澄子。2005年に発表し、菊地成孔、南博、安ヵ川大樹、ZAK、パードン木村など豪華メンバーを迎え制作された歴史的重要作品『インタリュード』がLP2枚組で初アナログ化!
ビリー・ホリデイの伴奏者だった世界的なジャズ・ピアニスト、マル・ウォルドロンが愛した沖縄のジャズ・シンガー、与世山澄子。
2005年に20年振りに発表したアルバムが、19年の時を経てついにアナログ化。
本作『インタリュード』は、本土復帰の1972年以来守り続けて来た自身のお店"インタリュード"の歴史を残すべく、東京から菊地成孔(sax)、南博(p)、安ヵ川大樹(b)、ZAK(engineer)、パードン木村(produce)等、豪華メンバーが集結、全曲を"インタリュード"で録音された。
深みのある彼女のブルージーな歌声を記録した、歴史的な名作が遂にレコードで蘇る。
発売・販売元 提供資料(2024/04/12)
日本がアメリカに対してまだ大きな夢を抱いていた頃、ジャズはこんなにも官能的で美しく、また切ないものだった。ノスタルジーではなく、50年代特有の匂いを持ち続ける稀有な沖縄のシンガー、与世山澄子の20年ぶりとなる新作。菊地成孔、南博、安カ川大樹に取り憑いたジャズの亡霊が与世山を抱く瞬間をZAK、パードン木村が奇跡的に記録した。健全な刺激に満ち溢れていた頃の名盤と同等の、〈ホンモノ〉のジャズ。
bounce (C)押塚 岳大
タワーレコード(2005年09月号掲載 (P87))