プログラミングやシンセ等のプロダクションとアコースティックが統合された新境地ともいえる『ザ・サウンド・オブ・リスニング』(2022)、さらにそのスタジオ・セッションの他音源をまとめた『Mischief』(2023)と、自己の音楽世界を拡張し続けるマーク・ジュリアナの最新アルバムがUK.Editionからリリース決定。この最新作は、エレクトロニクス&アコースティックの作曲の全領域が初めて統合された『ザ・サウンド・オブ・リスニング』をさらに発展させていった内容で、アコースティック・ジャズ/ビート・ミュージック、そしてブラッド・メルドーやデヴィッド・ボウイとの仕事などあらゆる影響を吸収した彼自身の現時点での全てを映し出すソロ・アルバム。ドラムス/シンバル/パーカッション/ピアノ/ヴィブラフォン/マリンバ/チェレスタ/パンプオルガン/メロトロン/シンセ(Jupiter-8)/スポークン・ワードと全てを自身で担当して、クールかつ緻密でいながら統一された心地よい音像を作り出している。 (C)RS
JMD(2024/04/17)
マーク・ジュリアナ待望の最新作は全楽器を自身で演奏、アコースティック・ジャズ/ビート・ミュージック他ここまでの音楽体験の集大成となる決定的なアルバム。
プログラミングやシンセ等のプロダクションとアコースティックが統合された新境地ともいえる『ザ・サウンド・オブ・リスニング』(2022)、さらにそのスタジオ・セッションの他音源をまとめた『Mischief』(2023)と、自己の音楽世界を拡張し続けるマーク・ジュリアナの最新アルバムがUK.Editionからリリース決定。
この最新作は、エレクトロニクス&アコースティックの作曲の全領域が初めて統合された『ザ・サウンド・オブ・リスニング』をさらに発展させていった内容で、アコースティック・ジャズ/ビート・ミュージック、そしてブラッド・メルドーやデヴィッド・ボウイとの仕事などあらゆる影響を吸収した彼自身の現時点での全てを映し出すソロ・アルバム。ドラムス/シンバル/パーカッション/ピアノ/ヴィブラフォン/マリンバ/チェレスタ/パンプオルガン/メロトロン/シンセ(Jupiter-8)/スポークン・ワードと全てを自身で担当して、クールかつ緻密でいながら統一された心地よい音像を作り出している。
『ザ・サウンド・オブ・リスニング』と同様、シンガー・ソングライターのインスト盤的なトーンとマインドフルネス的な曲も多く、特にピアノ曲でのシネマティックですらあるサウンドはさらに奥行きがあるものになっている。またプログラミング&ビート・ミュージック的な曲も重層的でいながらモノトーン的テイストが強く、既にマーク・ジュリアナが新しい地平に立っていることがわかるアルバム。
発売・販売元 提供資料(2024/04/16)
新たな地平。ジャズ・ドラマー/コンポーザー/音楽プロデューサー:マーク・ジュリアナの2024年作。過去諸作での脱ジャズ=挑戦及び更新や、ブラッド・メルドーとのエレクトロニック・デュオ"メリアナ"名義、ミシェル・ンデゲオチェロやデヴィッド・ボウイらとのメジャーフィールドでの共演/参加作など自身の活動の集大成となる本作は名門UK.Editionからドロップ。ドラムス/パーカッション/ピアノ/ヴィブラフォン/マリンバ/チェレスタ/パンプオルガン/メロトロン/シンセやスポークン・ワード全て自身で駆使したクール且つ精密な傑作。ええやんええやん。
intoxicate (C)黒田"ハイプ"朋規
タワーレコード(vol.170(2024年6月20日発行号)掲載)