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クラシック
CDアルバム

シンフォニック、協奏的、宗教的作品録音全集

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フォーマット CDアルバム
発売日 2024年05月31日
国内/輸入 輸入
レーベルWarner Classics
構成数 27
パッケージ仕様 ボックス
規格品番 5419779307
SKU 5054197793073

構成数 : 27枚
合計収録時間 : 26:43:45

【曲目】
《CD1》
グラズノフ:メロディ Op.20-1
サン=サーンス:アレグロ・アパッショナータ Op.43
ドヴォルザーク:ロンド Op.94
チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレ Op.11
ラロ:チェロ協奏曲 ニ短調
カザルス編:鳥の歌
[演奏]ハンナ・チャン(チェロ)
サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団
アントニオ・パッパーノ(指揮)
[録音]3-6.XII.2005, Sala Santa Cecilia,
Auditorium Parco della Musica, Rome (LIVE)

《CD2》
チャイコフスキー:
幻想曲『フランチェスカ・ダ・リミニ』 Op.32
幻想序曲『ロミオとジュリエット』(1880年版)
歌劇『エフゲニー・オネーギン』第2幕~ワルツ
歌劇『エフゲニー・オネーギン』第3幕~ポロネーズ
序曲『1812年』Op.49(合唱付きオリジナル版)*
[演奏]サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団&合唱団
国家警察音楽隊*
アントニオ・パッパーノ(指揮)
[録音]3, 5-6.XII.2005 (1, 3-5 LIVE), 7 & 10.VII.2006 (2 LIVE),
Sala Santa Cecilia, Auditorium Parco della Musica, Rome

《CD3-4》
チャイコフスキー:
交響曲第4番へ短調 Op.36
交響曲第5番ホ短調 Op.64
交響曲第6番ロ短調 Op.74『悲愴』
[演奏]サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団
アントニオ・パッパーノ(指揮)
[録音]3-15.VII.2006, Sala Santa Cecilia,
Auditorium Parco della Musica, Rome (LIVE)

《CD5》
レスピーギ:
交響詩『ローマの噴水』
交響詩『ローマの松』
夕暮れ(メゾ・ソプラノと弦楽のための)*
交響詩『ローマの祭り』
[演奏]クリスティン・ライス(メゾ・ソプラノ)*
サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団
アントニオ・パッパーノ(指揮)
[録音]11-23.I.2007, Sala Santa Cecilia,
Auditorium Parco della Musica, Rome (LIVE & SESSION)

《CD6》
ロッシーニ:
1) 歌劇『絹のはしご』序曲
2) 歌劇『ブルスキーノ氏』序曲
3) 歌劇『セヴィリャの理髪師』序曲
4) 歌劇『チェネレントラ(シンデレラ)』序曲
5) 歌劇『セミラーミデ』序曲
6) 歌劇『コリントの包囲』序曲
7) 歌劇『ウィリアム・テル』序曲
[演奏]サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団
アントニオ・パッパーノ(指揮)
[録音]18-19.II.2008 (6 LIVE), 23-25.X.2010 (5 LIVE),
X & XII.2010 (7 LIVE), 14 & 16.I. 2012 (1 LIVE),
3-4.III.2014 (2-4), Sala Santa Cecilia,
Auditorium Parco della Musica, Rome
8) アンダンテ、主題と変奏
[演奏]カルロ・タンポーニ(フルート)
アレッサンドロ・カルボナーレ(クラリネット)
フランチェスコ・バッソーネ(ファゴット)
アレッシオ・アレグリーニ(ホルン)
[録音]3-4.III.2014 (8), Sala Santa Cecilia,
Auditorium Parco della Musica, Rome

《CD7-8》
ヴェルディ:レクイエム
[演奏]アニヤ・ハルテロス(ソプラノ)
ソニア・ガナッシ(メゾ・ソプラノ)
ローランド・ビリャソン(テノール)
ルネ・パーぺ(バス)
サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団&合唱団
アントニオ・パッパーノ(指揮)
[録音]8-13.I.2009, Sala Santa Cecilia,
Auditorium Parco della Musica, Rome (LIVE)

《CD9》
リャードフ:魔法にかけられた湖 Op.62
ラフマニノフ:交響曲 第2番 ホ短調 Op.27
[演奏]サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団
アントニオ・パッパーノ(指揮)
[録音]XI & XII.2009, Sala Santa Cecilia,
Auditorium Parco della Musica, Rome (LIVE)

《CD10》
ロッシーニ:スターバト・マーテル
[演奏]アンナ・ネトレプコ(ソプラノ)
ジョイス・ディドナート(メゾ・ソプラノ)
ローレンス・ブラウンリー(テノール)
イルデブランド・ダルカンジェロ(バス)
ローマ聖チェチーリア国立アカデミー管弦楽団&合唱団
アントニオ・パッパーノ(指揮)
[録音]20-23.VII.2010, Sala Santa Cecilia,
Auditorium Parco della Musica, Rome

《CD11-12》
マーラー:交響曲 第6番 イ短調『悲劇的』
[演奏]サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団
アントニオ・パッパーノ(指揮)
[録音]8, 10 & 11.I.2011, Sala Santa Cecilia,
Auditorium Parco della Musica, Rome (LIVE)

《CD13-14》
ドヴォルザーク:
交響曲 第9番 ホ短調 Op.95『新世界より』
チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104*
[演奏]マリオ・ブルネロ(チェロ)*
サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団
アントニオ・パッパーノ(指揮)
[録音]21, 23-24.I.2012, Sala Santa Cecilia,
Auditorium Parco della Musica, Rome (LIVE)

《CD15-16》
ロッシーニ:小ミサ・ソレムニス(管弦楽版)
[演奏]マリナ・レベカ(ソプラノ)
サラ・ミンガルド(コントラルト)
フランチェスコ・メーリ(テノール)
アレックス・エスポジト(バス)
サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団&合唱団
アントニオ・パッパーノ(指揮)
[録音]10, 12-13.XI.2012, Sala Santa Cecilia,
Auditorium Parco della Musica, Rome (LIVE)

《CD17》
1-4) 聖歌四篇
5) アヴェ・マリア(ソプラノと弦楽のための)
6) ロッシーニのためのミサ~リベラ・メ(ソプラノ、合唱、管弦楽のための)
[演奏]ドニカ・マタイ(ソプラノ:4)
マリア・アグレスタ(ソプラノ:5-6)
サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団&合唱団
アントニオ・パッパーノ(指揮)
[録音]10, 12, & 13.XI.2012 (1-4 LIVE), 30.V.2013 (5-6),
Sala Santa Cecilia, Auditorium Parco della Musica, Rome

《CD18》
ブリテン:『戦争レクイエム』Op.66
[演奏]アンナ・ネトレプコ(ソプラノ)
イアン・ボストリッジ(テノール)
トーマス・ハンプソン(バリトン)
サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団&合唱団
アントニオ・パッパーノ(指揮)
[録音]25-26, 28-29.VI.2013, Sala Santa Cecilia,
Auditorium Parco della Musica, Rome (LIVE)

《CD19》
R=コルサコフ:
1-4) 交響組曲『シェヘラザード』Op.35
ムソルグスキー:
5) 交響詩『はげ山の一夜』(1867年原典版)
[音詩『はげ山における聖ヨハネ祭前夜』]
6) 交響詩『はげ山の一夜』(1880年版)
[歌劇『ソローチンツィの市』~若者の夢]
(1930年シェバリーンによるオーケストレーション版)
[演奏]カルロ・マリア・パラゾッリ(ヴァイオリン:1-4)
ディヤン・ヴァチコフ(バス・バリトン:6)
サンタ・チェチーリア国立アカデミー合唱団 & 児童合唱団(6)
サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団
アントニオ・パッパーノ(指揮)
[録音]2022年8月24日(1-4)、2019年5月9-11日(5)、
2014年10月25-26&28日(6)、Sala Santa Cecilia,
Auditorium Parco della Musica, Rome(1-4:SESSION/5-6:LIVE)

《CD20》
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲 第2番 ト短調 Op.16
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 Op.23
[演奏]ベアトリーチェ・ラナ(ピアノ)
サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団
アントニオ・パッパーノ(指揮)
[録音]13-17.VII.2015, Sala Santa Cecilia,
Auditorium Parco della Musica, Rome

《CD21》
サン=サーンス:交響曲 第3番 ハ短調 Op.78『オルガン付き』
[演奏]ダニエレ・ロッシ(オルガン)
サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団
アントニオ・パッパーノ(指揮)
[録音]4, 7-9.IV.2016, Sala Santa Cecilia,
Auditorium Parco della Musica, Rome
サン=サーンス:組曲『動物の謝肉祭』
[演奏]マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
アントニオ・パッパーノ(ピアノ)
サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団員
[録音]19-20.XI.2016, Sala Petrassi,
Auditorium Parco della Musica, Rome

《CD22》
R.シュトラウス:
1) 交響詩『英雄の生涯』 TrV 190 Op.40
2) ブルレスケ ニ短調(ピアノと管弦楽のための)TrV 145
[演奏]ベルトラン・シャマユ(ピアノ:2)
ロベルト・ゴンザレス=モンハス(ヴァイオリン:1)
ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団
アントニオ・パッパーノ(指揮)
[録音]17-20.I.2018 (1 LIVE) & 24-25.X.2020 (2),
Auditorium Parco della musica, Rome

《CD23-24》
レナード・バーンスタイン:
1) 交響曲 第1番『エレミア』、
2) 交響曲 第2番『不安の時代』、
3) 交響曲 第3番『カディッシュ』、
4) プレリュード、フーガとリフ
[演奏]マリー=ニコル・ルミュー(メゾ・ソプラノ:1)、
ベアトリーチェ・ラナ(ピアノ:2)、
ネイディーン・シエラ(ソプラノ:3)、
ジョゼフィーン・バーストウ(語り:3)、
アレッサンドロ・カルボナーレ(クラリネット:4)、
ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団&合唱団、
アントニオ・パッパーノ(指揮)
[録音]13-17, 20-24.II.2018, Auditorium Parco della Musica, Rome

《CD25》
ロッシーニ:グローリア・ミサ
[演奏]エレオノーラ・ブラット(ソプラノ)
テレーザ・イエルヴォリーノ(コントラルト)
ローレンス・ブラウンリー(テノール)
マイケル・スパイアーズ(テノール)
カルロ・レポーレ(バス)
ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団&合唱団、
アントニオ・パッパーノ(指揮)
[録音]27-29.I.2022, Auditorium Parco della musica, Rome

《CD26》
ミシェル・ルグラン:映画『おもいでの夏』よりコンチェルティーノ
ジョン・ウィリアムズ:映画『E.T.』より「オーバー・ザ・ムーン」
フィリップ・サルド:映画『すぎ去りし日の…』よりメインテーマ
クロード・ボリング:映画『ボルサリーノ』』よりメインテーマ
ジョルジュ・ドルリュー:映画『軽蔑』より「カミーユ」
ヴォイチェフ・キラール:映画『王と鳥』よりクレジットタイトル
ミシェル・ルグラン:映画『華麗なる賭け』より「風のささやき」
エンニオ・モリコーネ:映画『ニュー・シネマ・パラダイス』』よりメインテーマ
ミシェル・ルグラン:映画『城の生活』よりメインテーマ
フランシス・レイ:映画『あの愛をふたたび』より「恋の終わりのコンチェルト」
作者不詳:映画『禁じられた遊び』より「名前のないロマンス」
ウラジミール・コスマ:映画『エースの中のエース』よりフィナーレ
ミシェル・ルグラン:映画『華麗なる賭け』より「ヒズ・アイズ、ハー・アイズ」
ウラジミール・コスマ:映画『Un Elephant ca trompe enormement』より「ハロー・マリリン」
ウラジミール・コスマ::映画『Le Grand blond avec une chaussure noire』より「シルバ」
カブリエル・ヤレド:映画『愛人/ラマン』より「ラマン」
ミシェル・ルグラン:映画『ロシュフォールの恋人たち』より「コンチェルト」
マーヴィン・ハムリッシュ::映画『追憶』より「追憶」
ジョン・ウィリアムズ:映画『サブリナ』よりメインテーマ
坂本龍一:映画『ハイヒール』よりメインテーマ
フランシス・レイ:映画『続エマニエル夫人』より「エマニュエルのテーマ」
エンニオ・モリコーネ & マリア・トラヴィア:映画『蒼い本能』
フィリップ・サルド:映画『Le cha(t 猫)』よりメインテーマ
[演奏]アレクサンドル・タロー(ピアノ、ローズピアノ、ラチェット&スライドホイッスル)
ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団
アントニオ・パッパーノ(指揮)
[録音]1-3.I, 12-13. II, 21.IV.2022 / Studio Riffx 1, La Seine Musicale
9-11, 20.III.2022, Auditorium Parco della Musica, Roma

《CD27:初出音源》
ブルックナー:交響曲 第8番 ハ短調(ハース版)
[演奏]ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団
アントニオ・パッパーノ(指揮)
[録音]26-28.IV.2019, Auditorium Parco della musica, Rome (LIVE)

  1. 1.[CDアルバム]
  2. 2.[CDアルバム]
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  17. 17.[CDアルバム]
  18. 18.[CDアルバム]
  19. 19.[CDアルバム]
  20. 20.[CDアルバム]
  21. 21.[CDアルバム]
  22. 22.[CDアルバム]
  23. 23.[CDアルバム]
  24. 24.[CDアルバム]
  25. 25.[CDアルバム]
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  27. 27.[CDアルバム]

作品の情報

商品の紹介

アントニオ・パッパーノとローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団との18年間の名演奏の記録が収録された記念ボックス。「ブルックナー:交響曲第8番」の初出音源も収録。

過去20年間、アントニオ・パッパーノは、英国ロイヤル・オペラ・ハウスとローマのサンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団の音楽監督を同時に務め、刺激的でインスピレーションを与える力として高く評価されてきました。彼はまた、遠く離れた他のヨーロッパ諸国やアメリカのオーケストラやオペラハウスを興奮させてきました。これらすべての場所で、彼がオーケストラ、ソロ歌手、ソロ楽器演奏者、合唱団と協力して得た成果は、聴衆や音楽評論家に非常に強い印象を与えました。彼らは、彼がオペラハウスとコンサートホールの両方で生み出した繊細な芸術性、スリリングな妙技、そして説得力のある幅広い表現、ドラマ、キャラクター描写に強い衝撃を受けてきました。これらの特質は、パッパーノがワーナークラシックスで高く評価された録音という素晴しい遺産として保存されました。
これらの録音は1995年に旧EMIクラシックスと契約したときに始まり、特にサンタ・チェチーリアの指揮を執った18年間にその規模と範囲は特に拡大しました。これらの録音は広く高い賞賛と興奮を呼び起こし、サンタ・チェチーリアの管弦楽団と合唱団にとって、彼らは偉大な国際的な演奏家グループとして世界的に認められる新たな扉を開いたのです。ローマの聴衆は、パッパーノがテレビや YouTube でさらに熱狂的で非常に幅広いファンを獲得したのと同様の方法で、パッパーノが提供した独自なイベントをさらに楽しみました。
サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団との指揮した演奏は、旧EMIからワーナークラシックスへと録音は引き継がれ、続けられました。そのどの演奏も、緻密さと情熱が融合された評価の高い演奏ばかり。その中から、オペラ演奏を除いた作品が収録されています。このボックスのために、2019年の《ブルックナー:交響曲第8番》のライヴ録音が、ここで初めて紹介されます。この《ブルックナー:交響曲第8番》の演奏は、海外でのCDでの分売はございません。

ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミーは、私にとって初めてシンフォニック・オーケストラの音楽監督を務めました。私は音楽家として成長し、教育を続けるためにこの一歩を踏み出さなければならないと感じたので、この任命にとても興奮しました。何か意味のあるものを作ることができるのは、長いコラボレーションを通してのみだと思います。録音には鏡があり、それを見て自分たちの進歩を測ることができます。 アントニオ・パッパーノ
ワーナーミュージック・ジャパン
発売・販売元 提供資料(2024/04/12)

メンバーズレビュー

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先日、パッパーノとロンドン響のコンサートを聴きにサントリーホールへ行ってきました。メインにマーラーの「巨人」を据えたプログラムでしたが、1曲目のシマノフスキのオーケストラピースからすでに全開で、ユジャ・ワンがソロを弾いたショパンの2番も感激の大名演、「巨人」もまた超絶の大名演で生涯記憶に残る凄まじいコンサートでした。この方の音楽はもっとしっかり聴いておかなくてはと、これを機会に購入したものがこのセットです。一通り通して聴きましたが、ラフマニノフの交響曲2番のとんでもない超名演を聴くためだけに購入しても、まったく損はないセットだと思いました。もちろんラフマニノフだけではなく、このセットはどれも非常に高水準で名演揃いです。一つ一つ書いているときりがありませんが、どれも他の誰のものとも違っていて、確固たる個性があり、またそれがしっかりと音楽の説得力に繋がっている見事な演奏だと感じました。特にブルックナーの8番などは本当に細かなフレーズまで歌に溢れ、その溢れる歌によってこの作品の今まで見えなかった面が露わになり、驚きと共に感銘を受けました。この方はやはり根っからのオペラ指揮者なのだと思います。ですから、このセットに多数収録されている声楽を伴った宗教作品も、敬虔さの中にオペラティックな歌心も感じさせてくれます。また、協奏作品もこれまたオペラで培われたであろう、ソロを立てつつ、説得力のある伴奏を聴かせる見事な腕を見せてくれます。サンタ・チェチーリア国立管ですが、本当に素晴らしいオケです。このオケにはホルンのアレグリーニやクラリネットのカルボナーレといった世界的な名手も在籍しており、カラフルな色彩感溢れるサウンドと歌心、極めて高水準の技術を持っています。このセットの作品選択は多岐に渡りますが、どの作品においてもこのオケの特徴が見事に生かされていて、聴いていてとても楽しいです。録音はデジタル録音期に入ってからはあまり評判のよろしくないEMIですが、この一連の録音は例外的に(?)見事なものです。パッパーノは古典配置を採っていますが、それが見事に録音されていて、細部まで鮮明に、また幅広く左右によく広がります。古典配置の魅力を存分に味わえる大変秀逸な録音です(特にラフマニノフ!)。収録曲も通俗的名曲から宗教作品まで幅広く、大満足の演奏内容にも心から楽しめた素晴らしいセットでした。
2024/12/26 やまとさん
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