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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2024年05月27日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 青土社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784791776450 |
| ページ数 | 448 |
| 判型 | 46 |
構成数 : 1枚
序論 読むことのエチカにむけて
1 読むことの出来事としての脱構築──解釈学を超えて
2 誰が読むことを恐れているのか
2・1 読まずに語るということ──ピエール・バイヤールの場合
2・2 超越論的失読症──脱構築的読解の立場
3 読解不可能性の定言命法
I プラグラマトロジーの開始 ジャック・デリダの言語論
第1章 ミニマル・コンセンサスの条件──テレコミュニケーションの論理と倫理
1 コミュニケーションとテレコミュニケーション
2 破門としてのコミュニケーション
3 ミニマル・コンセンサスの要請
第2章 行為遂行的矛盾をめぐる不和──討議倫理学の脱構築
1 行為遂行的矛盾を媒介とした討議倫理学の定礎
2 討議倫理学の脱構築
3 脱構築のミニマルな「倫理」
第3章 ソシュールのグラマトロジー──『一般言語学講義』を読むデリダを再読する
1 ソシュールvsデリダ?
2 ソシュール記号学の要諦
3『グラマトロジーについて』のソシュール読解
4 ソシュールのグラマトロジー
5 プラグラマトロジーのほうへ
第4章 限定的ミメーシスから全般的ミメーシスへ──デリダ『散種』を読む
1『散種』の構成
2 マラルメ読解のミメーシス論
3 ミメーシス論の射程
第5章 革命の印璽から残ったもの──ジャン・ジュネ『恋する虜』の余白に
1 真理の裏切り
2 いくつものイメージ=言語
3 革命のイメージをめぐって
II 美的なものの物質性 ポール・ド・マンの美学理論
第6章 美的情動批判──美学イデオロギー論再考
1 批評と(しての)政治の問い
2「エステティックなもの」の両義性
3 美学イデオロギーの問題
3・1 「人間の美的教育」?
3・2 政治の美学化
3・3 カント美学の内在批判
4 美学イデオロギーの現在
第7章 美学イデオロギーの回帰──シラーの「遊戯衝動」からカントの「物質的視覚」へ
1 シラーのカント受容の問題
1・1 可逆的相互作用
1・2 遊戯衝動
1・3 遊戯衝動のイデオロギー化
2 カントにおける物質的視覚
3 ド・マンの歴史的唯物論のために
第8章 芸術の過去性と物質性──ヘーゲル美学読解における象徴の問題
1 象徴と記号──ド・マンの誤読?
2 想起と記憶──テクネーの物質性
3 芸術のプロレプシス──プルーストの「象徴」
第9章 来たるべき文献学にむけて──精読と逐字性
1 データベースによる人文学の空間化
2 精読(クロースリーディング)を介した人文学の歴史化
III 約束のアレゴリー ジャック・デリダとポール・ド・マンのあいだ
第10章 読むことの盲目と洞察──自己脱構築をめぐって
1 読解不可能性の読解
2 ド・マン的脱構築の導入
3 ド・マンによるデリダのルソー読解批判
4 文学的洞察の盲目性
5 デリダ的脱構築とド・マン的脱構築のあいだ
6 脱構築における〈法の思考〉にむけて
第11章 修辞的(レトリカル)、遂行的(パフォーマティヴ)──構造主義と言語行為論の交叉
1 脱構築的形式化
1・1 エコノミーと戦略
1・2 戯れ、ゼロ記号と記入
2 修辞的脱構築
2・1 齟齬
2・2 行為と虚構
第12章 法のテクスト/テクストの法──ルソー『社会契約論』のキアスム読解
1 全面的譲渡
2 ズレ──les Decalages
3 いわば──pour ainsi dire
4 有機体メタファーの脱構築
5 立法
6 指示作用性のアレゴリー
第13章 弁解、機械、ランダムネス──ルソーと読むことの倫理
1 脱構築の技術的使用をめぐって
2 罪を弁解する罪
3 機械的決定のランダムネス
第14章 弁解機械作動中──罪を読むこと/書くことの罪
1 デリダのド・マン批判?
2 ルソーの「盗まれたリボン」を読む
2・1「真実表白の告白」と「弁解としての告白」
2・2 デリダのド・マン批判の誤り
3 告白という自己露出
4 ルソー「第四の散歩」を読む
4・1 嘘とフィクションの理論
4・2 フィクションの偶発性
5 ルソーの弁解機械
5・1 弁解と(しての)罪の回帰
5・2 弁解機械と死後の生
註/あとがき/初出一覧/文献一覧/人物索引/事項索引
テクストという他者との遭遇
読むこと、見ること、書くこと、話すこと、聞くこと、判断すること。読み解くことの不可能性を前にしながら、わたしたちは日々テクストに向き合い、コミュニケーションをとり、生きている。ジャック・デリダとポール・ド・マンのテクストに真摯に向き合いながら織りなす、わたしたちの生と切っても切り離せない、「読むこと」の省察と実践。

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