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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2024年05月28日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 星雲社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784434340024 |
| ページ数 | 176 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
はしがき;第1章 2018年韓国大法院判決と2023年日韓首脳会談;第2章 安重根はなぜ伊藤博文を撃ったのか? その歴史的事実の検討;第3章 日韓旧条約の国際法上の効力と安重根義軍参謀中将裁判の不法性の検討;第4章 1904年1月21日大韓帝国中立宣言と「不法強占」;資料;あとがき
日韓の政府間では、植民地支配について、「合法だった」とする日本政府と、「当初より無効だった」とする韓国政府との間で今も対立が続いています。韓国では2012年、2018年の大法院判決において、韓国憲法に照らして「不法な植民支配」であったと断じていますが、本書では、国際法の視点からもその「不法性」を検証しています。その際、韓国併合条約の前提となった1905年の「保護条約」に注目し、それが捏造されたものであること、それに先立つ1904年1月に大韓帝国が日露対立からの「局外中立」を宣言したにもかかわらず、日本軍が韓半島に侵攻して占領したことは、当時においても国際法違反であったことを明らかにしました。「歴史と法」が交錯するこの分野で、著者は法律家として植民地支配の不法性を明らかにし、ここを日韓和解の出発点にするとともに、戦火の止まない現代だからこそ、国際法や「中立政策」の意義を改めて訴えています。

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